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松本若菜、社会派ドラマに挑む思い「菊乃のせりふに心を揺さぶられました」<対決>

松本若菜、社会派ドラマに挑む思い「菊乃のせりふに心を揺さぶられました」<対決>

プレミアムドラマ「対決」で主演を務める松本若菜にインタビューを実施
プレミアムドラマ「対決」で主演を務める松本若菜にインタビューを実施 / 撮影=山田大輔

4月5日からスタートする松本若菜が主演するドラマ「対決」(毎週日曜夜10:00-10:45、NHK BSほか)。医大入試の女子差別疑惑に切り込む新聞記者を主人公に、理不尽に立ち向かう女性たちを描く社会派ドラマだ。

この度、主人公・檜葉菊乃を演じる松本若菜にインタビューを実施。作品・役柄への思い、“Spring=弾む”に掛けて、心が弾むことを語ってもらった。

■理不尽な社会との闘い 信念を持つ女性たちの物語

難しい題材ですが、この作品に関わることで私も一人の人間として何か変わるきっかけになるかもしれないと感じました。何が正しくて、何が間違っているのかではなく、見てくださった方が自分なりの答えを見つけてくれたら、それが正解なのかなと思っています。

私自身、菊乃のせりふに心を揺さぶられることが多くありました。中でも、第1話の最後に菊乃が同僚にぶつける言葉には、すっきりしたというか、救われたような気持ちになりました。

――記者役に挑むのは、本作が初。

菊乃は、記者として理不尽なことを社会にどう伝えていくか。使命にも似た熱い思いを持っています。でも最初は、こんなに悩む人で、その悩みを表に出すタイプだとは思っていなかったんです。『悪とは何か、正義とは何か』といったステレオタイプの記者ではなく、人間味のある女性として存在したいと監督とも話していたので、どこか頼りなくてもいいのかなと思うようになりました。

第1話でも襟が曲がった状態で肉まんを頬張るシーンがあるのですが、人間っていつもピシッとしているわけじゃないから、そのままでいいのかなと。自然体を心掛けました。

――一人娘・麻衣子(豊嶋花)に見せる顔との違いも意識したという。

娘を思う母としての強さや苦悩は、しっかりと見せたいと思っていました。とはいえ、仕事に熱心な母を持つ精神年齢高めの高校生という麻衣子を花ちゃんが素晴らしく体現してくれたので、私はただそれに合わせるだけでした。花ちゃんとは、役の話はほとんどしなかった気がします。その方が自然な親子の雰囲気が出るかなと。

あと、家のシーンは食べるカットが多く、いつもはせりふのタイミングを考えて食べるのですが、今回はわざと逆にしてみました。記者だから早食いが身に付いていそうだなと。かなりしゃべりにくかったんですけど(笑)。リアリティーは出せたように思います。

――菊乃と対峙(たいじ)する医大の理事・神林晴海を演じるのは鈴木保奈美。松本とは二度目の共演となる。

前回は保奈美さんがバリキャリの役で、イメージ通りだなと思っていたのですが、今回はどちらかといえばつつましく生活している地味なキャラクター。私が思う保奈美さんの印象とは全く違う雰囲気で、役に入るスイッチがさすがだなと。撮影後、久々に会見でお会いしたらジャケットを格好良く着こなされていて、劇中とはまた別人でした。鈴木保奈美さんってやっぱりすてきだなと改めて思いました。

――本作では、文字通り二人の“対決”シーンが見どころに。

社会部で男性記者たちに囲まれて一人で戦っている菊乃と、濃いキャラクターぞろいの理事会で自分の職務を全うしようと本心を隠して「頑張ります」と笑う晴海。二人にはどこか通じるものがあるのかなとも感じました。その本心が見えにくい晴海の機微を細かく表現する保奈美さんと現場で実際に対峙したときには、台本を読んだときと全く違う思いが出てきて自分でも驚きました。お芝居を超えたところで感じるパワーもたくさんあって。それが映像からも伝わると思います。楽しみに見ていただけたらうれしいです。

■白子のてんぷらに舌鼓

――最後に、“Spring=弾む”に掛けて、松本の心が弾むことを聞いてみた。

おいしい白子のてんぷらに出合いました。撮影中は外に出掛けることが少ないのですが、クランクアップして久々に友達に会えたのもすごくうれしくて。岩塩で食べる白子のてんぷらに、心が弾みました!

◆取材・文=吉田光枝/スタイリスト=瀬川結美子/ヘア&メーク=外山裕子
※「月刊ザテレビジョン」2026年5月号より

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