出会ってすぐに同棲…友人の行動に違和感
それからまもなくのこと。玲奈から連絡がきました。
「いい人見つけた!来週から同棲の予定なの!」
「えっ…アプリで会ったばかりの人と同棲? 玲奈…早すぎない? 子どもたちのこともあるし……」
思わず身を乗り出した私に、彼女はつめたい視線を向けました。
「サユミに言われたくないよ。自分だって、再婚に向けてうごいてるくせに…」
私は、玲奈のトゲのある言葉におどろきました。
「私は私のやり方で、あんたよりしあわせになってやるから」
その時はじめて、玲奈のひとみの奥にある、ゆらめきに気がついたのです…。
そして、それが、私たちの「最強のチーム」が崩壊し始めた合図でした。
あとがき:しあわせへの「勝ち負け」
かつて、同じ境遇で手を取り合っていたからこそ、一方の環境が変わる時に生じる「おいていかれる恐怖」は計り知れません。玲奈が選んだ、「同棲」という強硬手段は、サユミへの対抗心ゆえのあやうい選択でした。
友情が、いつの間にか「どちらが先にしあわせになるか」という無言のレースにすりかわってしまった瞬間…。独身時代の瑞々しい信頼関係が、焦燥感によって変質していく様子がリアルに描かれています。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

