物足りない?贅沢な悩み
「ママ、ポテト!」
陽向の声で、ふとわれに返る。買い物をおえ、3人でフードコートにすわっていた。
「ひなたくん、ちゃんと野菜も食べないとね」
「え〜」
陽向が顔をしかめる。私は思わず笑う。
「あはは、健吾だったら、“パパもきらいだから仲間だな!”って言いそうだなあ…」
ぽろっと、口から出た。(しまった)と、あわてて目を伏せた。一瞬、直人との間の空気が止まる。
直人は小さく笑った。
「ははっ……でも、好ききらいが多いのもこまっちゃうし、ね?」
まちがっていない。でも……。
「はは…だよね」
私は、あいまいに笑う。なんとなく気まずい空気の中、陽向がポテトを落とし、ケチャップがテーブルについた。
直人と、穏やかな日々を過ごしていますが、つい元夫・健吾と比べて物足りなさを感じてしまっています…。
刺激的な相手との日々か、それとも穏やかな人との未来か…。真由は、自分でも「贅沢な悩み」と思うほど、元夫と恋人との間で心が揺れ動きます。
将来のことを考えると、そう簡単に結論を出すことはできませんね。しかも真由は、裏切られた経験をしてしまったため、慎重にならざるを得ません。じっくり考え、納得できる未来を選べるといいですね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)

