脳トレ四択クイズ | Merkystyle
あなたは何をしているときが幸せですか? 脳外科医が教える“人生のハンドル”の取り戻し方|菅原道仁

あなたは何をしているときが幸せですか? 脳外科医が教える“人生のハンドル”の取り戻し方|菅原道仁

脳をゆるめることは、立ち止まることではない

「だけど、『脳に余白』って……。要は怠けるってことじゃないの?」
そんなうしろめたさを感じた人もいるかもしれませんね。
がんばることが正解だと教えられてきた僕たちにとって、これはごく自然な反応だと思います。

実は僕自身もそう思っていたのですが、最近、面白い話を聞きました。
なんでも、仏教でいう「怠け」とは、単なるサボりではないそうです。
欲や嫉妬に振り回されて、自分の人生を見失ってしまう。
そんな状態こそが、本当の意味での「怠け」だというのです。

僕たちがやたらとタイパを追い求めるとき、そこには、
「自分だけ損したくない」
「みんなが持っているから欲しい」
といった、無意識の欲や嫉妬が入り込みがちです。

そんなとき、
「これは本当に自分が望んでいるものなのか」
「そもそも、何のために急いでいるのか」
という問いは置き去りになります。

自分が何をしたら幸せになれるのかを見つめず、ただがむしゃらにがんばり続けること。
自分の人生のハンドルを手放したまま走り続けること。
脳のしくみから見ても、それこそが「怠け」と呼べる状態ではないか。タイパにまつわるパラドクスを抱えた脳を見ていると、僕にはそう思えます。
だからこそ、大切なのは、自分の内側の声に、耳を傾けながら進むこと。自分がどんな人生を歩みたいのか、その声を確かめながら進む道こそ、結果的にいちばんムダがなく、効率のいい道です。

そしてこの道を歩んでいるとき、適度に休憩できる脳の実行機能は、タスク処理に回せるリソースを静かに貯えています。そういう意味でも、脳の余白をつくることは、人生効率がいいのです。

目指すのは、
立ち止まることでも、力を抜ききることでもなく、
脳をゆるめた余白で進むこと。

そのための方法を、本書では具体的にご説明していきます。

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『ゆるまる脳 タイパ疲れの時代に効く「脳の新習慣」』は、明後日4月8日(水)発売です。Amazonなど各種ネット書店では、現在ご予約受付中です!

配信元: 幻冬舎plus

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