「二度と1人にしないように」警察の言葉に涙が止まらない
警察官は淡々と、しかし厳しく言いました。
「今回は通りかかった方が親切な方で良かった。もし事故になっていたら、あなたは一生後悔することになったんですよ。今回の件は、署に報告します。児童相談所との連携が必要かどうかも含めて検討されます」
児童相談所。その言葉に、私はついに泣き崩れてしまいました。
「申し訳ありません……本当にすみません…!」
子どもたちの前で見苦しいほどに泣きじゃくる私。
「お母さん、今回は無事でなによりでした。今後は本当に注意してくださいね」
警察官が去り、静まり返った家の中で、私はただ理人を強く、強く抱きしめました。
「ママ、ごめんね…」
泣いている私を見て、理人が小さな声で言いました。 謝らなきゃいけないのは、私の方なのに。 私は自分の愚かさを、一生忘れないと誓いました。
あとがき:「母親失格」の烙印に震えて
警察官の淡々とした質問は、智美が目を背けたかった「もしも」の現実を突きつけます。これまで積み上げてきた「普通で幸せな家庭」が、一瞬で崩れ去り、自分が「加害者」側になってしまう恐怖。泣きじゃくる母を見て「ごめんね」と言う理人の姿が、より一層胸を締め付けます。どれだけ後悔しても時間は戻らない。そんな絶望の中で、智美が向き合わなければならなかったのは、自分自身の「過信」でした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

