岡田圭右、「閉店ガラガラ」は母から 思い出の名車、ホンダ・プレリュード試乗であふれる当時のエピソード<試乗最高>

岡田圭右、「閉店ガラガラ」は母から 思い出の名車、ホンダ・プレリュード試乗であふれる当時のエピソード<試乗最高>

「小峠英二の試乗最高!」
「小峠英二の試乗最高!」 / (C)BSフジ

小峠英二(バイきんぐ)と車好きのゲストが“試乗”最高のドライブへ向かう「小峠英二の試乗最高!」(毎週月曜夜10:00-、BSフジ)。ゲストが「昔、乗りたかったクルマ」と「今、乗りたいクルマ」の2台に試乗し、プライベート感たっぷりの車内トークでそれぞれの車にまつわる思い出を振り返る。4月6日に記念すべき初回放送がおこなわれた同番組のゲストは、「クイズ!脳ベルSHOW」のMCでもあるますだおかだ・岡田圭右。3代目ホンダ・プレリュードに乗って、テンションの高い2人旅を満喫した。

■スタートからわちゃわちゃな2人

番組冒頭、なぜか踊るのは「クイズ!脳ベルSHOW」のロゴ。実は「試乗最高」が放送される月曜夜10時の帯では、以前まで「脳ベルSHOW」が放送されていた。4月からは「脳ベルSHOW」が月曜夜7時に移動したことを受けて、バトンタッチのセレモニーを兼ねたちょっとしたお遊びだ。

「試乗最高」のロケを振り返って、すでに仲良くなっている2人。だがロケまで2人旅というみっちり時間を取るような関係ではなかったということで、好きな車を通じたロケがいかに2人の距離を縮めたのかが伺える。

フリを終えてスタートした「試乗最高」の本編は、神奈川県横浜市の新横浜駅前からスタート。「ここにゆかりのある人なんでしょうか?」という小峠の言葉とともに、「え~…生まれも育ちも横浜…いや関係ないのよ!」と岡田がノリツッコミしながら現れた。

「めちゃくちゃ浪速でしょ」と小峠にツッコまれた岡田は「あなたがフリでゆかりとか言うから!」と言いながら、小峠の頭にペチリと一発。開始早々わちゃわちゃな雰囲気で、楽しい旅になりそうだ。

ちなみに岡田はこれまで10台ほど車を乗り換えてきた車好き。初めて所有した車は日産180SX、現在はレクサスRX500hに乗っているという。

■3代目のホンダ・プレリュードに大興奮

にぎやかに話し合いながらやってきた駐車場では、岡田が「昔、乗りたかったクルマ」である3代目ホンダ・プレリュードが待ち受けていた。「ちょっと待てよコトゥー!一瞬にして青春がよみがえるぞ!」と岡田が大興奮するのもうなずけるプロポーションで、状態も1987年式とは思えないほど美しい。

岡田が免許を取り立てのころに憧れた車で、「ナンパ車」と言われるほど人の目を集める人気車種でもあった。現在では珍しい「リトラクタブルヘッドライト」を動かした岡田は「音楽もそうですけど、クルマもやっぱその時代がパッとよみがえるよな…」さらに興奮。試乗では「ナンパ度」「スポーティー度」「レスポンス度」「昭和度」「ホンダ度」といった基準で評価していく。

40年越しの初プレリュードに感動しながら、「よっしゃ行くでー!」と試乗スタート。夜の時間帯ということでリトラクタブルヘッドライトが上がっているのも視認でき、ミッション車ならではの乗り心地も味わえる。さっそく、「昭和度」には二重丸がついた。

ドライブ中の話題はやはり当時、クルマに憧れていた時代にさかのぼる。芸歴33年の岡田だが、お笑い芸人の前は文具メーカーに就職していたという。営業を務めており、鉛筆削りを販売していたそうだ。当時のことを「『ケズール』という名前のね、あともう一種類『トガール』という名前の…そして俺は『スベール』言うてな!これ鉄板ネタや!」とひと笑いを取りつつ、もう少し踏み込んで持ちギャグ「閉店ガラガラ」の誕生秘話が明らかに。

岡田は短大、専門学校に通ってサラリーマンを経験し、お笑いの道に入ったのは20代も半ばの頃。この経歴には岡田の父がさまざまな業種で起業してはうまくいかず、母に「サラリーマン」としての生き方を強く勧められていたことも影響しているようだ。父は喫茶店や文房具店、パン屋、駄菓子屋といった店を経営しては閉店していくため、辟易した母が「閉店ガラガラ」と口癖のように言っていたとこぼす岡田。ところがこの口癖がギャグに昇華され、いまは持ちギャグになっているという。

サラリーマンをするのが親孝行と思っていた岡田だったが、1994年のABC「第15回お笑い新人グランプリ」で最優秀新人賞を獲得。スタートから大きな結果を残したことで、「1年目で同級生のサラリーマンより給料もらっていた」と明かす。親孝行という意味では、心配をかけることは無かったはずだ。

■岡田のレスポンスは「手入れ」の証

岡田と言えば元気ハツラツのキャラクターで有名だが、番組では夢のクルマに試乗するということでいつにも増してパワーが弾けていたように思う。旧車は当時を知る人間にとって、何枚もの思い出フィルターがかかって見える魅力の塊。テンションの上がりっぷりには、筆者としても大きく共感するところがある。

打てば響くという形容がピッタリの岡田。番組のなかでもプレリュードのレスポンスをべた褒めする際、「俺みたい」と笑いを取っていた。大事に手入れされた旧車はアクセルペダル、ハンドル操作、ギアシフトそれぞれで衰えを感じないレスポンスを返してくれる。特にホンダ車ならではの軽快感が強いプレリュードでは、一層強く感じられたことだろう。

ちょっとした言葉を拾って周りを盛り上げる岡田のスキル。これには言葉を理解して行動に移すまでのタイムラグのなさが重要で、それはまさに「お笑い界のプレリュード」という自称に相応しい。芸歴33年の間、「手入れ」を怠らなかった証と言えるからだ。

そんな小峠とゲストの掛け合いが楽しめる「小峠英二の試乗最高!」は、TVerなどで見逃がし配信中。次回4月13日(月)の放送も、楽しみに待ちたい。

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