依存状態を放置するとどうなる?

依存状態をそのままにしておくと、精神的な不安が体にまで影響を及ぼす「分離不安症(不安障害の一種)」という心の病気に発展する恐れがあります。
飼い主と離れるだけで震えが止まらなくなったり、何度もあくびをしたり、自分の足を舐め続けて皮膚炎を起こしたりすることも。また、飼い主にとっても、愛犬が心配で外出がままならなくなったり、夜中の鳴き声で近所迷惑を気にしたりするなど、精神的な負担が大きくなってしまいます。
お互いがストレスなく、笑顔で長く一緒に暮らしていくためには、愛犬に「ひとりの時間も安全で楽しい」と教えてあげることが大切です。
愛犬と「程よい距離」を保つための対策

まずは、家の中で「待て」の練習を取り入れ、飼い主が隣の部屋に数秒行っても大人しく待てたら褒める、という小さな成功体験を積み重ねましょう。
また、飼い主が構わなくてもひとりで集中して遊べる「知育玩具(おやつを入れて遊ぶおもちゃ)」を活用するのも効果的です。
大切なのは、犬が要求して鳴いているときは心を鬼にして無視をし、静かに落ち着いているときだけたっぷり褒めてあげることです。
メリハリのある接し方を心がけることで、犬は「飼い主に依存しなくても大丈夫だ」という自信を少しずつ取り戻していくことができます。

