3.相反する色をあわせ持つ「白黒猫」の不思議さ
「白と黒」と聞いて、みなさんはどんな言葉を連想しますか?
おそらく、「光と影」や「善と悪」、「陰と陽」などの対義語が思い浮かぶかもしれません。いずれも相反する要素をあわせ持つ概念です。
そういう意味で、ひとつの身体に正反対の色がある白黒猫は、とても不思議な存在です。この特徴は、他の猫にはいっさい見られません。
「ハチワレ」や「パッツン前髪」などを見ても、白黒猫の毛柄では、互いの色(白と黒)が、それぞれの持ち味や模様を引き立たせていることがわかります。
真逆の色同士でありながら、対立することなく、調和する白黒猫の姿は、大げさにたとえれば、古代中国の陰陽思想に通じるものがある、と言っていいかもしれません。
たとえば、俗に言う「モヒカン猫」は、身体のほとんどを白毛が占めるからこそ、頭頂部の黒毛がより美しく映えます。挑発的でありながら、どこか思慮深くも見える、まさに陰陽思想の体現者です。
無彩色の組み合わせである白黒猫には、モノクロ写真のように、私たち人間にさまざまなイメージを喚起させる力があふれています。それもまた白黒猫ならではの魅力にちがいありません。
まとめ
「白黒猫」は決して珍しい模様ではありませんが、改めて注目してみると、他の猫にも劣らない特徴を備えていることがわかります。
今回の記事では、「ユニークな被毛パターン」、「一般論的な性格分析」、「白黒猫独自の不思議さ」、3つの視点を紹介しました。
特に、「ハチワレ」に代表される模様の多彩さは、愛猫家のみなさんを十分に魅了する力があります。
本文で紹介した内容が、新しく愛猫を迎え入れるうえでのささやかなヒントになれば幸いです。

