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再審見直しの法制審、候補者指定の理由は「記録なし」 検察主導の“ブラックボックス人選”浮き彫りに

再審見直しの法制審、候補者指定の理由は「記録なし」 検察主導の“ブラックボックス人選”浮き彫りに

●制度設計を議論する法制審、人選は「ブラックボックス」

文書の保管期限を過ぎた可能性についても尋ねたが、法務省は「そもそもが(そういった文書を作成して)ない」と説明した。

刑事局長が司法法制部長に依頼した文書には、「候補者本人の内諾を得ていることを申し添えます」との記載があったが、その内諾を裏付けるやり取りも残されていないことになる。

結果として、冤罪を作り出してきた側である検察組織の幹部だった刑事局長が、冤罪防止の制度設計を担うメンバーの選定に関与しながら、どのような理由で選定されたのか外部から検証できない、いわばブラックボックスの状態にある。

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●参考にされる「整理合理化に関する基本的計画」

そもそも法制審の委員選定にルールはないのか。

法務省・司法法制部によると、法制審の刑事法部会の委員や幹事は、まず刑事局長が候補者をピックアップし、司法法制部長がその候補者の各所属先の組織に打診する。承諾を得たうえで法務大臣が任命する流れだという。

その際に参考とされるのが、「法制審議会令」と「審議会等の整理合理化に関する基本的計画」だという。

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