
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第8回が4月8日に放送。18歳年上の夫・亀吉(三浦貴大)のもとへ嫁ぎ、娘を出産したりん(見上)の、あまりに過酷な生活が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■りんの切なる願い…一人娘・環を女学校へ通わせること
月日は流れ、りんの娘・環(宮島るか)も健やかに成長していた。しかし、奥田家での生活は、りんが思い描いていた幸せとは程遠いものだった。
母・美津(水野美紀)から届いた「新双六淑女鑑」を眺めながら、りんが語りかけたのは環の未来。「環は女学校に行って、いっぱい勉強しましょうね。教員、作家、宣教師、新聞記者に医者も…?いいねぇ。いいねぇ…」と、娘に無限の可能性を語るりん。その瞳には、“とびっきりの上がり”を目指したはずが途絶えてしまった自分自身の未来への複雑な感情が滲んでいた。

■捨松との運命的な出会い…直美の心を動かす「闘いましょう」の言葉
一方、東京でアメリカ行きを夢見る直美(上坂)は、教会の炊き出しに向かう途中で、馬車に乗った大山捨松(多部未華子)と偶然出会う。
華やかなドレスを身にまといながらも、どこか不機嫌そうな捨松。彼女は「私は本当にこの国のためになっているのか。何のために結婚したのか」と英語で苦悩を漏らす。その言葉を聞き取った直美に対し、捨松は彼女が落としたじゃがいもを躊躇いなく拾い上げると、「さぁ闘いましょう。これが私の人生」と英語で宣言。時代を切り拓く“鹿鳴館の華”の言葉が、直美の胸に深く刻まれた。

■酒乱の夫・亀吉の暴力…火に包まれた奥田家
その夜、またしても飲み歩いて帰宅しない亀吉。義母・貞(根岸季衣)は、母へ手紙を書くりんに対し「かわいげのない嫁がいたら亭主もうちにいたくねぇべな。なまじっか学があっと、女は面倒だな」と吐き捨てる。
そこへ酔い潰れた亀吉が帰宅。妻の知性にコンプレックスを抱く彼は、りんが書いていた手紙を燃やすという暴挙に出る。「環はとっとといいとこ嫁出してやっからよ。女に学なんぞいらねぇ」と言い放つ亀吉。
娘の未来まで奪われそうになったりんは、女学校へ行かせてほしいと必死に訴えるが、逆上した亀吉は「俺を舐めやがって!」と物を投げつけ、行灯の火が障子に燃え移ってしまう。

■美津が授けた、負け戦を終わらせるための“逃げ道”
炎が広がる中、亀吉はりんと環を見捨て、自分の母とだけ逃げてしまう。絶望の縁で実家へと駆け込んだりんは、「また間違えた…」とパニックに陥りながらも「私、奥様辞める」と母に決意を告げる。
娘のただならぬ状況を察した美津は、「負け戦を長引かせてはなりません」と、一通の封筒を差し出した。そこには、東京に住む叔父・信勝(斉藤陽一郎)の住所があった。元家老の妻として、家族を守ってきた美津の究極の選択だった。
■SNSでは亀吉への怒りが殺到 「クズ夫すぎる」「逃げて正解」と共感の声
凄惨な結婚生活と、あまりに身勝手な亀吉の行動が描かれた今回。SNSには「りんちゃん、環ちゃんを守るために今すぐ逃げて!」「亀吉が想像以上にクズ夫すぎて言葉を失う…」「火事の中で妻と娘を見捨てるなんて最悪」「逃げて正解」と怒りと同情の声が殺到した。
また、捨松と直美の出会いのシーンには、「多部未華子さんの捨松、気品があって素敵すぎる!」「捨松さんにも葛藤があるんだね」「『闘いましょう』という言葉が直美ちゃんに刺さる演出が最高」と、2人の絆の始まりに期待を寄せる声が集まっている。


