
福士蒼汰が主演を務めるドラマ「東京P.D. 警視庁広報2係」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の最終話となる第11話が4月7日に放送。22年前の「清原元幹事長爆殺未遂事件」の真犯人を名乗る大沼(大塚明夫)が、安藤(緒形直人)を人質に立てこもりを敢行。広報という立場から事件を解決に導く今泉(福士)らの奮闘が描かれた。(以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■逃走犯・大沼による緊迫の立てこもり…安藤の身に危険が迫る
22年前に発生した「清原元幹事長爆殺未遂事件」。受刑者の大沼が真犯人だと名乗り出たものの、証拠不十分のまま時効を迎えていた。この結末に納得がいかない大沼は、集団移送中に逃走。冤罪を苦に自殺した伊澤嘉人(草川拓弥)の妻・葉子(中込佐知子)の自宅へ押し入り、偶然居合わせた安藤に銃を突きつけ人質に取る。
大沼の要求は2つ。自身の犯行を警察に再捜査させ真犯人と認めること、そして立てこもりの様子を全テレビ局で生中継し続けること。要求が飲まれなければ安藤の命はないという極限状態に陥る。

■「広報には広報のやり方がある」安藤が命懸けで繋いだ希望
SITが突入準備を進めるも、生中継により警察の動きは大沼に筒抜け。今泉ら広報2係は報道各社の協力を仰ぎ、映像に死角を作ろうとするが失敗に終わる。警視総監・藤原剣治(吹越満)らは、大沼の射殺を命令する。
SATが出動し、ベランダから安藤を盾にして顔を出す大沼。しかし、発砲の瞬間、安藤は大沼をかばうように倒れ込む。
「お前が死ねば伊澤の無実を証明する方法がなくなるだろ」と叫ぶ安藤。そして、「あいつはあの時もがいていたはずだ。自尊の工作員であるべきか、刑事であるべきか」と事件が起きた日を振り返る。「俺がやれんのはあんたを生かして犯人であると証明し続けることだけだ!伊澤の名誉を回復させるために。俺は今広報だ。広報には広報のやり方がある」という安藤の覚悟に、今泉の脳裏にひらめきが走る。

■90秒の一斉CM…警察とメディアが手を組んだ奇跡の作戦
“広報のやり方”――今泉と記者・稲田が辿り着いたのは、ある記者が口にした「CM」という言葉だった。一斉にCMを流せば、大沼への情報源である生中継を一時的に遮断できる。
捜査指揮車に乗り込んだ今泉は、捜査一課特捜係管理官・上田(神尾佑)に突入から確保に要する時間が「90秒」だと提示される。捜査一課長・北川(津田寛治)も「自分が責任を持つ」とSITに突入を指示。
その頃、大沼と安藤の間では緊迫した空気が流れていた。事件を風化させないためにはよりセンセーショナルにすべきだと銃を向ける大沼に対し、安藤は「あんたに人を殺せるのか?」と挑発。そして、「お前はただの卑怯な臆病者だ!」と安藤が叫んだ瞬間、テレビ画面がCMに切り替わる。安藤が身を隠し、閃光弾が炸裂。SITの電撃的な突入により、大沼は確保された。

■新生自尊の会と通じていた“裏切り者”とは――伊澤の無実が認められる
事件後、広報課長・真部(本多力)は警視総監室を訪れ、1枚の写真を取り出す。そこには新生自尊の会教祖の隣に映る刑事部長・福留(阪田マサノブ)の姿があった。
真部は「私も課長らしく部下のために動いてみようかと思いまして。清原幹事長爆殺未遂事件犯として大沼を犯人だと認める方向になればと」と深く頭を下げる。
後日、記者向けに一課長レクが開かれ、大沼が被疑者として送致されることが発表。すでに時効が成立しているものの、送致という形で警察が大沼の罪を認め、伊澤の無実を認めたこととなる。
今泉は安藤に公安から返却された伊澤の日記を手渡す。そこには、新生自尊の会から清原幹事長の不正の証拠を掴む工作員として動くよう指示されていたこと、自分の情報によって事件が起きてしまったこと、そして信じてくれた安藤を裏切ってしまったことへの痛切な謝罪が綴られていた。

■今泉、刑事としての成長と広報課での新たな一歩
警視庁の屋上では、下地(正名僕蔵)と上田が今泉の過去について語っていた。今泉もまた過去に被害者であった背景があり、安藤の下に配属されたのは「過去に囚われた者同士」として広い視野を持つ刑事に成長させるための人事だった。
安藤から「お前はいい刑事になる。一課に行きたいか?」と問われた今泉。しかし数日後、彼が選んだのは広報課の席だった。「まだ学ぶことがたくさんあるんで!」と笑顔を見せ、安藤と共に記者を追って走り出す今泉の姿で、物語は幕を閉じた。
■広報・今泉のひらめきに「スカッとした!」と称賛の声
今泉が広報としてできることを考え、警察・記者・広報課一丸となって事件を解決に導いた今回。SNSには「広報ならではの今泉くんのひらめきにスカッとした!」「一緒に考えてくれる稲田さんもかっこよかった…」「90秒のCMを流すとは…!広報にしかできない方法だったね」と称賛の声が相次いだ。
テレビ放送のseason1は最終話を迎え、season2はFODにて放送される。視聴者からは「season2のためにFOD入りました!」「まだまだ今泉くんの成長を見たい」「まだ回収できていない伏線がある…気になります!」と、早くも期待の声が集まっている。


