
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『愛されたがりの白猫ミコさん』(KADOKAWA刊)の第5話『ミコさんとオタ活』を紹介する。作者の久川はるさんが、2月22日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、『宝姉妹』(スクウェア・エニックス刊)の作者としても知られる、久川はるさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■趣味の推し活ができなくなってしまった飼い主

元野良の白猫ミコさんを保護した飼い主。ミコさんは、甘えんぼで宇宙一のかまってちゃん。いつも愛されたくて仕方がない猫だ。そんなミコさんと暮らす飼い主は、ステイホームになる前は趣味の推し活をしていた。
しかし、諸般の事情により推し活ができなくなった飼い主は、「愛しい存在にコールを入れたい…」という願望が脳内を占める。そんななか聞こえてきたのは、愛猫ミコさんが水を飲む音。その音で自宅には愛しい存在がおり、推し活できることを悟った飼い主は…。
『愛されたがりの白猫ミコさん』を読んだ人たちからは、「甘えんぼだ」「ミコさんへの愛が詰まっている」「こんな風に甘えられたい」「愛したがりの主」など、多くのコメントが寄せられている。
■作者・久川はるさん「ミコさんのかわいさをより伝えるにはどうしたらいいかなぁと考えながら漫画を描きます」

――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
このお話を書いたのはまだコロナで外出制限が厳しく、少し世間にピリピリした空気が漂っていた頃でした。描いた自分も読んだ人も、少しでも和めたらいいなと思って描きました。
――本作では、「愛しい存在にコールを入れたい…」と願う必死の形相が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
ミコさんのエッセイ漫画を描く時はいつも、ミコさんの体のラインをリアルめに描くことにこだわっています。読んだ人にも、ミコさんという命がそこにいる質量を感じて欲しいので…。
――ミコ活がはかどっているとのことですが、1番嬉しかったファンサービスがありましたら、お教えください。
ファンサービスとは少し違うかもしれませんが、1番嬉しいのは、ミコさんが私のそばで爆睡してくれることかもしれません。ミコさんは野良を経て今うちに居るので、今の環境に安心して暮らしてくれていたらいいなと思っています。
――『愛されたがりの白猫ミコさん』はミコさんとの日常を描かれていますが、エピソードは一度メモをしているのでしょうか?それともすぐに描かれることが多いのでしょうか?
これ漫画にしたいなあと思ったら、一度文章でメモしてることが多いです。見返しつつ、ミコさんのかわいさをより伝えるにはどうしたらいいかなぁと考えながら漫画を描きます。
――ミコさんの魅力についてお教えください!
ミコさんは猫ですが、「甘えたい」「構われたい」という欲望についてはあまり気まぐれなところはなく、常に真っ直ぐに「撫でて!」「ブラシして!」などの要求を伝えてくれます。そういう、少し猫らしからぬ素直さや真っ直ぐさが愛おしいなと思います。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
読んでくれてありがとうございます!発売中の『愛されたがりの白猫ミコさん』ではミコさんとの出会いエピソードを書き下ろし収録しているので、この記事で興味が湧いたら、ぜひ本も読んでもらえたら嬉しいです。

