愛犬が勢いよく体当たりしてくると、驚きながらも「どういう気持ちなんだろう?」と気になった飼い主さんも多いのではないでしょうか。実はこのような行動の裏には、犬のいろいろな気持ちが潜んでいることがあります。嬉しさの表現だったり、飼い主への強い信頼の表れだったり、時には不快感や警戒のサインである場合も。
犬の体当たり行動に込められた意味と、それぞれに適した対応の仕方について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本先生が解説します。

引用元:いぬ のきもち 投稿 写真 ギャラリー
犬が飼い主に体当たりしてくるのは、嬉しい気持ちや愛情を伝えたいときによく見られる行動です。特に飼い主が帰宅した直後や、散歩の前などテンションが上がるタイミングでは、全身を使って喜びを伝えようとする犬も少なくありません。
この行動は、親しい相手にだけ見せる信頼の証ともいえます。無防備に体をぶつけてくるという行動は、それだけ相手に対して信頼しているからこそできるものだと考えられます。

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愛犬が体当たりしてくるときには、何かを伝えようとしているサインである場合もあります。
①遊んでほしい
②おやつが欲しい
③トイレに行きたい
④散歩に行きたい
このような要求を伝える手段として、前足で押したり体をぐいぐい寄せてきたりすることがあります。この場合、体当たりと一緒に視線を送ってきたり、鼻でつついたりするなど、複数のサインを同時に見せてくることが多いです。

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犬の性格や普段の生活環境によって、体当たりの行動が持つ意味やその頻度はさまざまに変わってくることがあります。活発でフレンドリーな犬ほどよく体当たりしてくる傾向があるといわれますが、内向的な犬や慎重な犬はこうした行動は少ないようです。
また、飼い主との関係性が深いほど、体当たり行動も安心して見せてくるように。他の人に同じことをしないコであれば、信頼の証としての体当たりといえるかもしれません。

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体当たりの行動に隠れている気持ちをよく観察し、その時々に合った対応をしてあげることが大切だといえるでしょう。
①愛情表現の場合
→優しい声かけを心がけ、穏やかなトーンでゆっくりと撫でるようにしましょう。
②要求がある場合
→必要に応じて対応する。もし過剰な要求の場合は毅然とした態度をとりましょう。
犬の何気ないしぐさや動きにも、実は多くの感情が含まれているといえます。日々のふれあいの中で、愛犬の気持ちを丁寧に読み取りながら過ごしていきたいですね。
監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
