
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第9回が4月9日に放送。夫・亀吉(三浦貴大)のもとを脱したりん(見上)が、娘・環(宮島るか)を連れて東京へと辿り着き、懸命に生きようとする姿が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■虎太郎の献身的な救いと、東京での暗雲
亀吉の暴力と火災から逃れ、実家に駆け込んだりんと環。母・美津(水野美紀)は、2人を幼なじみの虎太郎(小林虎之介)に託す。
虎太郎は2人を隠し、船着き場まで送り届ける。溢れ出しそうな想いを喉の奥へ飲み込み、大きく手を振って見送る虎太郎。彼の無償の愛に守られ、2人は叔父・信勝(斉藤陽一郎)を頼って東京へ向かう。
しかし、頼みの綱だった信勝は事業に失敗。店を畳み、間もなく家も立ち退かなければならないという絶望的な状況が待ち受けていた。

■「直美は逃げることだけ?」宣教師メアリーが直美へ突きつけた問い
一方、直美(上坂)は、宣教師・メアリー(アニャ・フロリス)が、インドへ転任することに。直美は「連れて行ってほしい」と懇願するが、メアリーは静かに拒む。
「やりたいこと、やれることがなければ異国で生きていくのは難しい。直美は逃げることだけ? それでインドで何をしますか?」というメアリーの言葉に自身の未熟さを突かれた直美。教会に大切にしていた英語の本を置き、パンを一つ盗んで、あてもなく街を彷徨う。

■風が巡り合わせた、2人の主人公 交錯し始める運命
職探しに奔走するりんだったが、幼子を連れての就職は困難を極める。奥田の名も、実家の一ノ瀬の名も名乗れず、偽名を使ってまで必死に頭を下げるが、世間の風は冷たい。
親子が途方に暮れていたその時、突然強い風が吹き抜け、環の風車が空高く舞い上がった。それを拾い上げたのは、同じく居場所を失った直美だった。
空腹の環を見かねて炊き出しを勧める直美だが、士族としての誇りが邪魔をしたりんは素直になれない。直美は「くだらない見栄張って。あんた母親でしょ?」と厳しく言い放つ。その言葉に堪えていた糸が切れたりんは、「恥ずかしいですよ。娘にこんな思いさせて…」と、震える声で初めて自らの情けなさを吐露する。立ち去ろうとする直美を、我に返ったりんが呼び止めた瞬間、2人の運命が大きく交錯し始めた。
■虎太郎の優しさに視聴者涙 ついに果たされた2人の出会いに期待の声
絶体絶命のりんを救った虎太郎の姿に、SNSでは「りんにとって虎太郎は最高の心の拠り所」「かっこよすぎて優しすぎる」「無言で手を振るシーンで涙が出た」と感動の声が殺到した。
また、ラストの劇的な出会いには、「風が2人を出会わせる演出が本当に素敵!」「ようやく重なった2人の人生が、これからどう展開していくのか楽しみ」「メアリーの言葉が刺さった直美ちゃんと、路頭に迷うりんちゃん…どこか似ている2人の化学反応に期待」と、今後の展開を心待ちにするコメントが相次いでいる。


