空前のシールブームが到来し、大人気のうるうるシールは入手困難。由依さんの小学3年生の娘あいちゃんは、うるうるシールは手に入らないながらもお友達とシール交換を楽しんでいました。そんな中、お友達のまりあちゃんはうるうるシールをたくさん持っていました。まりあちゃんの母あやかさんは、たまたま買えたうるうるシールでまりあちゃんがとても喜んでくれたのがきっかけで、シール集めに熱中するように。しかし、まりあちゃんはシールは嬉しいものの、本当はもっとお母さんとの時間が欲しいと思っていました。ある週末、いつものようにお母さんにシール探しに駆り出されたまりあちゃんは、列に並んでいる途中でお腹が痛くなってしまい、新作のうるうるシールが買えませんでした。一方、あいちゃんは由依さんがたまたま新作のうるうるシールを見つけ、初めてうるうるシールをゲット。外には持ち出さない約束でしたが、お友達に見せるために公園にシールを持って行ったあいちゃんは、途中でシールを落としてしまいます。それを拾ったまりあちゃんは、黙ってシールを自分のかばんに入れ、自分のものだと偽ってあいちゃんにシール交換を持ちかけたのでした。その後、一人であいちゃんの家を訪れたまりあちゃんは、あいちゃんはたかこちゃんの家に寄っていると由依さんに伝えます。しかし、あいちゃんはなかなか帰って来ません。心配になった由依さんはたかこちゃんのお母さんに連絡するも既読にならず、居てもたってもいられず迎えに行こうとすると、「あいちゃんいつもお母さんが干渉しすぎる、ほっといてほしいって言ってたよ。だから迎えとか行かない方がいいと思う」とまりあちゃんに引き留められます。すると、ちょうどたかこちゃんのお母さんから返信が届きました。
娘を探しに行きたいのに娘の友達が帰ってくれない

あいがたかこちゃんの家にいることを伝えに来てくれたまりあちゃんは、私があいを迎えに行こうとすると「あいちゃんいつも言ってたよ。お母さんが干渉しすぎる、ちょっとほっといてほしいって」と言ってお迎えに反対しました。あいがそんな風に思っていたなんて夢にも思わなかった私は大ショック。葛藤の末、5分待って帰って来なかったら迎えに行こうと思っていると、ちょうどたかこちゃんママからメッセージが届きました。
今から帰ってくるのかな?と思いながらメッセージを開くと、たかこちゃんママのメッセージは私の予想とは全く違いました。なんと、あいはとっくに帰っていて、たかこちゃんの家には居ないというのです。『16時40分くらいに帰ったと思う~。まだ帰ってない?』というたかこちゃんママのメッセージを見て血の気が引きました。

確か、たかこちゃんの家までは歩いて10分くらいだとあいが言っていました。今の時間はもう17時25分。あいがたかこちゃんの家を出てからもう50分くらい経っています。さすがに遅すぎます!!まさか途中で事故にでも遭ったんじゃ・・とつい悪い想像をしてしまいます。

私はまりあちゃんに心配をかけないよう「まりあちゃん!ごめん、今からあいを探しに行くから!」とできるだけ明るく伝えました。ずっと待っていてくれたまりあちゃんには申し訳ないけれど、すぐにあいを探しに行きたいのでまりあちゃんには帰ってもらわなければいけません。すると、まりあちゃんは「まだ17時半なのに?」と被せ気味に強い口調で言ったのです。「え?」と戸惑う私に「まりあのママは最近、20時くらいに帰ってくるの」と話し始めるまりあちゃん。

そして、「だからまだここに居るの」と言って帰ろうとしないまりあちゃん。困った私は「えっ・・と、でもまりあちゃんももう帰らないとだし、あい探しに行かないと・・」と説得しつつ、「あ、でももしその間にあい帰ってきたら鍵がないから家に入れな・・」と独り言を言っていて「ん?」と自分の言葉に引っ掛かりました。

あれ?私、今日玄関の鍵かけてたよね・・?さっきまりあちゃんがうちに来た時、ガチャッと玄関の鍵が開く音で気づいたことを思い出した私。どうしてまりあちゃんが鍵を開けられたの・・?「まりあちゃん、うちに来た時って・・その、玄関のドア開いてた?」と恐る恐る聞いてみると、まりあちゃんは少しの沈黙のあと「・・交換したの」とぼそりと言いました。「交換」という言葉にドキッとした私ですが、その意味をすぐには理解できませんでした。
由依さんがあいちゃんを迎えに行くことにずっと難色を示していたまりあちゃん。何か理由がありそうですが、まりあちゃんが「交換した」と言ったのは一体なんのことなのでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

