
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第10回が4月10日に放送。娘・環(宮島るか)を連れて東京へ逃げてきたりん(見上)が、働き口を探す中で謎の男性・卯三郎(坂東彌十郎)と出会う様子が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■りん&環は教会の炊き出しへ 直美の名前の由来が明らかに
りんと環は、直美(上坂)の案内で教会の炊き出しに連れていってもらうことに。教会を飛び出した直美が、困窮する親子を連れて戻った姿に、伝道者・吉江(原田泰造)は「直美さんらしい」と再会を喜ぶ。
直美の名を聞いたりんが「文明が開化したお名前ですね」と感嘆すると、直美はそれを鼻で笑う。親に捨てられ、名前さえ持たなかった彼女は、聖書から「直美」、大家から苗字をもらった。「全部もらいもの」と吉江に語る直美の表情には、己の境遇に対するやるせなさが滲んでいた。

■「女の双六、上がりは奥様だけじゃない」――謎の紳士・卯三郎との邂逅
環を直美と吉江に預け、仕事探しに街へ繰り出したものの、訳ありの士族の娘を雇う場所はどこにもない。途方に暮れるりんの前に、ハットを被った不思議な男・清水卯三郎が現れる。
手品のようにチョコレートを差し出し「力になる」と優しく寄り添う彼に、りんは「明日までに嫁ぎ先を見つけてほしい」と切実な願いをぶつける。
「この国を女が…ううん、男も双六の目から外れた人も生きて行けるように変えてください」と訴えるりんに、卯三郎は「女の双六の上りは奥様だけではない。女も男も強い人も弱い人もいて社会」と諭すように語り、一枚の名刺を差し出した。

■直美のビンタが炸裂…りんは卯三郎を頼り西洋風の怪しげな店へ
ようやく教会へ戻ったりんを待っていたのは、待ち疲れて眠る環と、直美のビンタだった。夜道の危うさを案じた直美の配慮で、その晩親子は教会に身を寄せる。
翌日、りんが名刺の住所を訪れると、そこには「MIDSUHOYA,CO.」と掲げられた異国情緒漂う店が。出迎えたのは、りんの背丈ほどもある巨大なウサギの人形。その得体の知れない雰囲気に、りんは呆然と立ち尽くすのだった。

■歴史上の偉人との繋がる卯三郎の登場に期待の声 直美のビンタにも共感
謎の紳士・卯三郎の登場に、SNSでは大きな盛り上がりを見せた。公式SNSが、卯三郎が渋沢栄一(大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公)や五代才助(朝ドラ「あさが来た」の登場人物)とも親交のあった実在の人物をモデルにしていると明かすと、「渋沢さんや五代さまと通じる人物…今後に期待しかない」「チョコを差し出す所作が素敵すぎる紳士」と称賛の声が相次いだ。
また、直美がりんに見舞ったビンタに対しても、「環ちゃんの寂しさがわかるからこそ、直美ちゃんも居ても立ってもいられなかったんだね」「直美ちゃんの不器用な優しさに泣ける」と、その壮絶な過去から来る優しさに共感の声が集まった。

