脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「靴を履いて帰られた」元アイドルがスタジオから出られずSOS、うっかりでも窃盗罪?

「靴を履いて帰られた」元アイドルがスタジオから出られずSOS、うっかりでも窃盗罪?

元アイドルでアイドルプロデューサーの英里沙さん(@erisa_gunji)が4月9日、仕事先の撮影現場で自身の靴を「アイドル」の誰かが履いて帰ってしまったとXに投稿した。

英里沙さんの投稿によると、なくなったのは、ファンから贈られた「NIKEのエアフォース1」で、比較的新しい状態だったという。

英里沙さんはXで「誰か間違えて私の靴を履いて帰られたアイドルさん」「この後も仕事があるのにスタジオを出られなくて困っています」とつづり、心当たりのある人物にスタジオへ戻るよう呼びかけた。

その後、幸いにも相手と連絡が取れて、その日のうちに靴は無事に戻ってきたという。

今回のケースのように「勘違い」や「うっかり」によって他人の靴を履いて帰ってしまった場合、後から気づいて「罪に問われるのでは」と不安に感じる人もいるかもしれない。

だが、結論からいえば、こうしたケースは窃盗罪にあたらない可能性が高い。

●気づいたら早く返す

窃盗罪が成立するためには、他人の財物だと認識したうえで盗む意思(故意)が必要とされる。

そのため、今回のように自分の靴と勘違いして履き替えた場合には、そもそも「他人の物を盗もう」という認識がないため、故意が認められず、窃盗罪は成立しないと考えられる。

ただし、間違いに気づいた後も「返さなくていい」と考え、そのまま自分のものにしてしまえば、遺失物等横領罪(占有離脱物横領罪)に問われる可能性がある。

うっかり間違えてしまった場合でも、すぐに返還する意思を示し、誠実に対応することが法的なリスクを避けるうえで鍵となる。

提供元

プロフィール画像

弁護士ドットコム

「専門家を、もっと身近に」を掲げる弁護士ドットコムのニュースメディア。時事的な問題の報道のほか、男女トラブル、離婚、仕事、暮らしのトラブルについてわかりやすい弁護士による解説を掲載しています。