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妹がひとりでかわいそうだからと、クリスマスイブに彼女を置き去りにした彼氏【夫は妹至上主義3】

妹がひとりでかわいそうだからと、クリスマスイブに彼女を置き去りにした彼氏【夫は妹至上主義3】

前回の話

社会人になってから知り合ったシンジさんに告白し、彼女になったユキノさん。しかし、シンジさんには年の離れた妹カオルさんがいて、付き合った当初から「家族優先になるけどいい?」と言われていました。はじめは家族想いな人なのだと好印象を抱きましたが、蓋を開けてみれば「妹の塾の送迎があるから」とデートを早く切り上げられたり、「一緒に来たいって言うから」と何の相談もなくカオルさんを連れてきたり、何かにつけてカオルさんを優先します。しまいには2人にとって大切な記念日も、「テーマパークに行きたい」というカオルさんの願いを叶えるため、計画していた旅行を後回しにしたのでした。

妹から呼び出されたらすぐに駆け付ける

記念日旅行を断られた後も、相変わらず妹のカオルさんを優先していたシンジでしたが、彼女に恋人ができてからは、私を一番に考えてくれるようになりました。やっと幸せな時間が続く・・・そう思っていたのも束の間、2年後のクリスマスイブのことです。

その日はシンジと2人でテーマパークへ。アトラクションやショーを満喫しているうちに、気づけば閉園時間になっていました。「楽しかった~今日の夜は家でごはんでいいかな?料理の準備はできてて、ケーキも・・・」夜も一緒に過ごすつもりで話していたその時。

「あのさ・・・ごめん、今日は帰るよ」と、繋いでいた手を突然離されてしまいました。夜も一緒に過ごすものだと思っていた私は頭が真っ白に。クリスマスイブだからと料理もケーキも用意していたのに突然帰るだなんて、何が起きたのか理解できませんでした。

するとシンジは少し気まずそうに「さっきカオルから連絡があって、昨日彼氏と喧嘩したらしくて今日と明日ひとりみたいなんだ・・・クリスマスにひとりなんてかわいそうだからさ」と言いました。

「えっ、じゃあうちに呼べば?」そう提案してみたものの、「いや、それはカオルが気を使うからさ、このまま帰るよ」と、あっさり断られてしまいます。シンジは私に軽く謝ると、そのまま背を向け、私を残して駅の方向へと走っていきました。

妹がクリスマスにひとりなのはかわいそうなのに、私がひとりになるのはそう思わないのかな。ひとりで帰宅した私は、用意していた料理にもケーキにも手を付けず、ベッドの上で身を丸めて泣きました。だけど、家族優先ということは最初から聞いていたし、分かった上で付き合っているのも自分。何よりシンジのことが大好きだったから、別れを選ぶことはできませんでした。

せっかくのクリスマスイブにもかかわらず、シンジさんはまたしてもカオルさんを優先しました。ユキノさんがこの日をどれだけ楽しみにしていて、料理やケーキまで準備していたことも、きっと分かっていたはずです。それでも「妹がかわいそうだから」という理由で、大切な恋人を残して去っていく。ユキノさんの気持ちをもう少し考えてほしいものです。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

配信元: ママ広場

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