■沢口靖子が35年ぶりにフジテレビ連ドラ主演
「絶対零度～情報犯罪緊急捜査～」(10月6日[月]スタート、毎週月曜夜9:00-9:54※初回は夜9:00-10:09、フジテレビ系)
「絶対零度」シリーズ誕生から15年。シーズン5に当たる新章の主演は、“月9”ドラマ枠初出演となる沢口靖子が務める。フジの連続ドラマ主演は35年ぶり。「情報犯罪特命対策室」(通称：DICT〈ディクト〉)を舞台に、「特殊詐欺」や「サイバーテロ」などの情報犯罪捜査を描く。
生活安全課の奈美(沢口)は、総理と内閣官房副長官直轄の組織・DICTに異動し情報犯罪を追うことに。情報を悪用した強盗事件が連続して発生し、奈美は事件現場を直接確認しに行く。現場に着いた奈美は、近所の老婦人・富貴子(梅沢昌代)と事件に関係ない話で盛り上がる。富貴子との話の中で奈美は犯罪につながりそうな情報を聞き出す。(第1話)
■カンテレ主演10作目の草なぎが遺品整理人に挑戦
「終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―」(10月13日[月]スタート、毎週月曜夜10:00-10:54※初回は夜10:00-11:09、フジテレビ系)
草なぎ剛が、“遺品整理人”の役を演じる。カンテレ主演ドラマは10作目。「僕の生きる道」(2003年)等の“僕シリーズ”や、「銭の戦争」(2015年)等の“戦争シリーズ”のスタッフが集結する。
5年前に妻を亡くした樹(草なぎ)は、男手一つで小1の息子を育て、遺品整理人として遺品に残された故人の思いを遺族に伝える仕事をしている。ある日、女性が孤独死した部屋の特殊清掃と遺品整理のため、樹は新入社員のゆずは(八木莉可子)らを連れて遺体痕が残る現場へ。依頼人は10歳のときに捨てられたという故人の息子。遺品は全て処分してほしいと冷たく話す息子だが、樹は部屋で故人の思いが詰まったある物を見つける。(第1話)
※草なぎの「なぎ」は正しくは「弓へんに旧字体の前＋刀」
※『月刊ザテレビジョン』2025年11月号
