
Snow Man・佐久間大介とバナナマン・日村勇紀がMCを務める「サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆」(毎週土曜夜11:30-11:55、日本テレビ系/Huluでも配信)。4月11日(土)の放送では、兵役を終え約4年ぶりに復活した人気K-POPアーティスト・BTSを深掘りした。
7年ぶりとなるワールドツアーを行う、人気K-POPアーティスト・BTSを深掘りした。
■“推し”の魅力を知っていくトークバラエティー、BTSを深掘り
同番組は、「今推されているモノ」を、MCの佐久間と日村が、なぜ推されているのか、自由に調べて、聞いて、時には脱線しながら、あらゆる“推し”の魅力を学ぶ“推しトークバラエティー”。
今回深掘りしたのは、K-POPを世界的な地位にまで押し上げた7人組ボーイグループ・BTS。2013年にデビューし、「Dynamite」はYouTubeの再生回数が驚異の20億回を突破するなど、数々のヒット曲を持つ彼ら。メンバーの兵役準備によって2022年に空白期が生じたが、その後全員が兵役を終え、4月9日から、7年ぶりとなるワールドツアーがスタートした。
■トレンディエンジェルの斎藤司、ダンサーNOSUKEが推しの魅力を語る
佐久間は「BTS!?」「『Dynamite』とか、『Butter』だったりとか」と、ヒット曲をいくつか挙げ、当然その人気ぶりを知っている様子。一方の日村は「俺さ、本当に申し訳ない。“何人組だっけ?”、それぐらい、うといよ」と正直に明かす。
推しの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”として、2018年に番組でBTSと共演したことをきっかけにファンとなったお笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司、そして、BTSが好きすぎてBTSの曲で踊り続けていたら、日本ツアーでバックダンサーを務めることになったというダンサーのNOSUKE(Team"S"pecial)が登場。
■デビュー当時はメディアからほとんど注目されない存在だったBTS
今では世界的な人気を誇るBTSだが、2013年のデビュー当時はメディアからほとんど注目されていない存在だったという。
斎藤はその背景について、「(BTSの所属事務所は)比較的新しい事務所で、当時韓国には“ビッグ3”と呼ばれる大きな芸能事務所があり、BTSは韓国国内でもなかなか日の目を浴びることのなかった」と、韓国の芸能界ならではの事情について説明。
当時は大手事務所からデビューしなければ、有名歌番組などへ出演する機会が得にくく、BTSもデビューショーケースはほぼ空席、小さな宿舎で7人共同生活をするなど、過酷なスタートだった。
番組では、そこからなぜ世界的人気を誇るグループへと成長したのか、BTSならではのヒット戦略に迫った。
■BTSヒットの秘訣1「革新的なSNS戦略」
デビューした頃はメディアから注目されなかったBTSが、知名度を上げるために利用したのがSNSだった。斎藤は「(宿舎での)共同生活とか自炊の様子なんかを、とにかく公式ブログやSNSであえて発信した」とBTS独自の戦略を解説する。
今ではアイドルやアーティストにとって、SNSでこうしたプライベートな“裏”の部分を発信することは当たり前となりつつある。だがアイドルやアーティストの“裏”の見せ方について、佐久間が「BTSがほぼ変えたくらいの感覚はある」と語るほど、当時は革新的な取り組みだった。
さらにもう一つ、デビュー直後にBTSがアメリカ人のファンを多く獲得し、人気となったきっかけがあったという。
BTSといえば、爽やかでクールなイメージを持たれることが多いが、もともとは本格派のヒップホップグループだった。ヒップホップグループとして活動していたデビュー当時の楽曲「No More Dream」のMVを見た佐久間は「めっちゃゴリゴリだ!」「うわ〜、この感じいいな!」と、その本格的なヒップホップのパフォーマンスに感嘆する。
NOSUKE(Team"S"pecial)いわく「メンバーもヒップホップが好きで実際に現地の大物ラッパー、プロデューサー、ダンサーたちからちゃんとルーツとかも学んだりして、ここにたどり着きました」と話す。
こうしたアメリカの本場の音楽に対してリスペクトを持って真剣にパフォーマンスする姿が、現地の人たちの心をひきつけたというのだ。
■BTSヒットの秘訣2「韓国語の歌詞を多用した楽曲」
BTSは世界的な人気を誇り、英語を流ちょうに話すメンバーもいることから、「Dynamite」や「Butter」のように、全編英語の歌詞でつづられた楽曲もある。しかし、基本的には韓国語の歌詞をベースとした楽曲が多いことがBTSの特徴でもあり、人気の秘訣。
例えば2015年にリリースされた「I NEED U」では、英語の歌詞はアクセントとして使われている程度で、もっとも伝えたい大切なパートは韓国語で歌われている。このようにBTSが韓国語の歌詞にこだわる理由について「BTS(のメンバーたち)が作詞作曲を担当している」と説明する斎藤。メンバーたちが感じている気持ちを、より素直に深い意味まで伝えられる韓国語を歌詞に多用することで、多くの人の心に響く楽曲が出来上がっているという。
2014年にリリースされた「Tomorrow」では、“同じ毎日、それが毎月、繰り返される毎瞬間。中途半端な俺の人生。20代のニートに明日は恐怖でしかない”といった若者のリアルな心情を歌った部分が。
この歌詞について斎藤は「デビュー前に書いた歌詞を、リリースに合わせて修正したもので、本当に当時メンバーみんながデビューできるかわからなかった。そんなリアルな不安や焦りが綴られていたりする」と解説する。
佐久間も「(心に)刺さる人は多そう」「素敵!」と、その歌詞の世界観や深い意味に共感し、感動しきり。そして斎藤はBTSの歌詞の話から、「やっぱこれはSnow Manにもいえることだと思っている」と続けた。
■BTSヒットの秘訣3「深い意味が込められたアルバム三部作」
BTSが人気を博した理由として最後に挙げられたのが、物語性のあるアルバムの世界観だ。
BTSはこれまでリリースされたアルバムを3枚ごとに“三部作”とくくり、アルバム三部作を通して、一つの物語を作り出しているのが特徴。これまで「学校三部作」「青春三部作」「LOVE YOURSELF三部作」の3つの三部作を生み出してきた。
この中でも2017年から続く「LOVE YOURSELF」シリーズにおいて、BTSは強い社会的メッセージを発信し、多くの若者から注目を集めた。
「LOVE YOURSELF」シリーズのアルバム1枚目『LOVE YOURSELF 承 'Her'』の代表曲「DNA」では、運命的な愛を見つけた喜びやときめきといったポジティブなメッセージを表現。
続く2枚目のアルバム『LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear'』の代表曲「FAKE LOVE」では、愛の裏切りや絶望、失望といったテーマを訴えている。
そして3枚目のアルバム『LOVE YOURSELF 結 'Answer'』の代表曲「IDOL」では、自分を愛することの大切さを歌っている。
■BTSの7人からサクヒムと日本のARMYにメッセージ
この3枚のアルバムを通してBTSは、“どんなにつらいことがあっても自分を大切にしよう”というメッセージをファンたちに伝えている。佐久間は「さっきまでね、一緒にいて運命の2人だからとかいってたのに、急にFAKE LOVE!?」「どうなっちゃうのよ!」と、アルバムが作り出す物語の展開にくぎ付けに。
そしてこの『LOVE YOURSELF』三部作に込められたメッセージを発信した理由について、メンバーのRMが国連でスピーチ。多くの若者が救われたRMの力強い言葉に、日村も「素晴らしいね」と感嘆するのだった。
番組最後には、BTSの7人からサクヒム、そして日本にいるARMY(BTSファンの呼称)に向けた貴重なビデオメッセージが。突然の展開に佐久間と日村も「え!? ウソだろ?」「本当に?」と動揺。
メッセージを聞き終えた佐久間は「ありがとうございます!」と感動し、大スターの魅力に“ズブズブ”に。BTSについてあまり詳しくなかった日村も、「(メッセージを)全部日本語でいっていただいた」などと歓喜し、BTSの魅力にハマっていくのだった。

