
元・テレビ東京のプロデューサーで、現在はフリーのテレビマン・佐久間宣行氏がメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が、10月1日にライブ配信アプリ「17LIVE」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え、本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。
■「全世界で公開された日本映画史上歴代1位の興行収入」
この日も黒いTシャツ姿で登場した佐久間氏は、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』についてのトークを展開。佐久間氏は「エンタメの話なんですけど」と前置きすると、「『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』世界興収6億ドル突破(※9月29日当時)っていう。これすーごいよ!」とニュースを読み、驚きの声を上げる。
「2025年公開作品で第8位って!?これ日本じゃないですよ、世界の8位ですからね」と目を丸くし、「『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』とかのハリウッド大作を超えたんですよ」とその凄さを力説。「『スーパーマン』も超えてるんじゃないかな?(※10月5日現在、『スーパーマン』を超えて『鬼滅』が第7位に浮上)」と首を捻った。
続けて、佐久間氏は「何がすごいって、制作費も『鬼滅』の方が世界(の大作映画)に比べたら安いですからね」と興奮気味に話すと、「全世界で公開された日本映画史上歴代1位の興行収入を記録したっていうので、これだって俺ちょっといまだに分からないんだけど、世界の人たちもアニメとかを全部観てるってことですよね?」と声を大にする。
「じゃないと、(今作は)間の話だもんね?だから、(元々)『鬼滅』が世界中で観られてて、その上で映画を観に行こうってなってるってことだよね?」と今作の「鬼滅」の映画が基本的にはこれまでの話を知らないと分からない内容であるからこそ、ここまで世界でヒットしてる異例さを熱弁し、「とんでもなくすごいな…」と感嘆の声を上げる佐久間氏。
■「中国本土でまだ公開されてないの…怖くないですか?」
続けて、「そしてね、佐久間がこの話題を会議でするたびに、一番鼻息荒くサビみたいな感じで話すポイントがあるんですよ」と声を弾ませる佐久間氏は、「何がすごいかって言うと…まだ中国本土でこれ公開されてないんですよ!」と指摘する。
「中国は審査に時間がかかるらしくて、公開できるかどうかは分からないんだって」と語る佐久間氏は、「『君の名は。』とかも結構遅く公開されたからね。だから、香港に(『鬼滅』の)映画を観に行く人たちも多かったらしいですよ」と豆知識を披露。
「中国本土でまだ公開されてないっていうの…これ怖くないですか?よく分かんないけど、なんかワクワクする」と笑う佐久間氏は、「あの『キングダム』の援軍が来るときみたいな感じ(笑)」と『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の興行収入が世界でどこまで伸びるのか、その可能性に期待しているようだ。
今回のイチナナ限定アフタートークでは、本編に引き続き、自身のストック癖についての話に花を咲かせる佐久間氏だった。

