プチ不調、放置してない?編集7人が新年に向けて自分メンテナンス!

プチ不調、放置してない?編集7人が新年に向けて自分メンテナンス!

部員E
□疲れやすい
□立ちくらみ
□息切れ

気づかないうちにジワジワと進んでくる貧血。それでなくても女性は月経という定期的な出血や、妊娠・授乳期や更年期の生理不順などライフステージによっても貧血になりやすい条件が揃っています。偏った食生活や無理なダイエットも貧血につながるので注意が必要。そもそも血液はからだを巡る重要なもの。全身に酸素や栄養分、ホルモンなどを届ける役割があります。そのため、貧血を放っておいて巡りが悪くなると、からだの不調や肌や髪、爪などの栄養不足にも繋がります。少しでも症状が気になるなら採血で、貧血や血清鉄(血液中の鉄分が足りているか)、フェリチン(鉄を貯蔵できるか)、TIBC(血漿に含まれるタンパク質がきちんと鉄と結合できるか)+検尿で血液状態の確認を。

部員F
□感情がコントロールできない
□ほてる&のぼせる
□発汗多め

ホットフラッシュと呼ばれるほてりや発汗から、イライラや焦り、動悸や冷え、肩こりなど、実は更年期症状も人それぞれ。だからこそ、その緩和法もホルモン補充療法、漢方療法、抗うつ剤、プラセンタ療法などの薬を使うものから、心理療法、生活習慣の改善など薬を使わない方法まで、それぞれのライフスタイルや症状に合ったものを提案。年齢のせいだからと諦めたり、我慢したりするのではなく、更年期とうまく付き合うケアが必要。まずは自分がどのような状態なのか、更年期チェックシートで把握をしてから、採血によって女性ホルモンや甲状腺ホルモン、内科一般などの諸症状を確認。緩和法カウンセリングへ。

部員G
□何をすればいいか分からない
□1年以上婦人科検診を受けていない

そもそも、婦人科初心者の場合、何を聞きに行けばいいのか分からない‥‥。なんて人も多いはず。子宮や卵巣はからだの外に出ているわけではないので、婦人科系の疾患は自覚症状が出たときには、かなり進行していることも。異常を早期発見&早期治療するためには、1年に1回の婦人科検診がオススメ。妊娠の予定のある・なし、婦人科系の自覚症状のある・なしにかかわらず、子宮頸がん検診+経膣エコー+カウンセリングの基本的な検診で、まずは自分の状態を把握しましょう。

お話を伺ったのは

W Femina Clinic産婦人科医

宮崎綾子先生

日本産婦人科学会 産婦人科専門医・日本女性医学会認定女性ヘルスケア専門医。W CLINIC梅田院、吹田徳洲会病院産婦人科勤務。「もっと身近な産婦人科」を目指してW CLINIC梅田院の婦人科フロアを拡大、新たにオープンしたW Femina Clinicで、日本の女性の婦人科との向き合い方からの変革を始めている。

Illustration:AKIKO HIRAMATSU / text:EMI TANIGUCHI

提供元

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オトナミューズウェブ

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