
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、連載化が決定した『とりこのため息』を紹介する。作者のオオハチさんが、7月26日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、6.2万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、『マヒルとヒナの恋の話』(ナンバーナイン刊)で知られるオオハチさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■出会い、いつしか親友に…さらに変化する2人の関係

モモコは転校した先の高校で、周りから距離を置かれていた。それでも、“1人もありだし!”と自分に言い聞かせていたモモコ。そんなときにユズキと出会い仲良くなり、いつしか親友と呼べる存在に。
しかしユズキと2人で会っている最中、モモコのもとに彼氏から連絡が来る。連絡が多かったり働いていなかったりと問題のある彼氏に対して苦言を呈していたユズキは、突然モモコに「私と付き合わない?」と言ってきて…。
本作を読んだ人たちからは、「心に刺さった」「ユズがイケメンすぎる」「羨ましくなってきた」「推せる」など、多くのコメントが寄せられている。
[HEAD]作者・オオハチさん「想像以上の反響で本当に驚きました」[/HEAD]

――『とりこのため息』というタイトルに込められた意味や由来がありましたらお教えください。
今後、本編に出てきますのでそれまで秘密でお願いします!
――本作はユズキとモモコの恋のお話ですが、ユズキがモモコを好きになったきっかけはどのタイミングだったのでしょうか?
学生時代に仲良くなってから、です。こちらも本編で出てくるかと思います。
――本作は、フルカラーでキャラクターたちのアクセサリーやネイルなど細かい箇所まで凝っていたのが非常に印象的でした。本作を描いたうえで時間をかけて描いたパーツや、何度も描き直した箇所があればお教えください。
描き直したのは、3、4話でモモが「別れてきた!」とユズに伝えるシーンの、モモのドレスです。ウメちゃんという共通の友達の結婚パーティのために着たドレスなのですが、もう少し華やかにしようと思って描き変えました。今後もちょこちょこ描き直したい部分はあるのですが…まぁそれは少しずつ変えていきます。笑
――ユズキとモモコのファッションをこだわっているとのことですが、オオハチさん自身はどちらのファッションに近いですか?
正直、どちらともそんなに近くはないです。でもどちらも自分の好みはある程度反映しているのかな?と思います。
――ユズキはクールビューティな印象、モモコは明るくかわいらしい印象を受けましたが、2人の性格についてお教えください。
そのままの印象で受け止めてもらえるとうれしいです。読み進めながら「こんな子なのかなー」と感じ取ってもらえればと思います。そしてできれば好きになってほしいです!笑
――X(旧Twitter)の投稿には、多くの“いいね”やコメントが寄せられていました。今回の反響への感想をお聞かせいただけますでしょうか。
想像以上の反響で本当に驚きました。あたたかい反応・ご感想をいただけてとてもうれしかったです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
最近は連載準備でなかなか更新できていませんが、その分楽しい展開をお届けできるようがんばっています。これから2人の物語を最後まで丁寧に描いていきますので、見守っていただければ幸いです。見てくださってありがとうございます!

