ハードな現実も、自分の力で切り開いて
「コロナ禍を無為にしたくない」という思いから、「温泉付きのマンションを買った時期」に自ら転換させた高殿さん。ネガティブな状況もポジティブマインドや野望で切り開いていくその立派な背中はとても眩しく、格好良いです。不動産を含め、投資が大好きだという高殿さん。とはいえ、「手順1:小説家になって作品がドラマ化まで辿りつきます」。誰もがその手法を真似できるわけではないですが、その姿やエールに満ちた文章はいつも私たちを励まし、勇気・元気・やる気を与えてくれます。
素晴らしい先駆者である「おばあ」のエッセンスを真似ることはできるはず。私たちも、ご機嫌な「ミニ殿円」を目指して、頑張りましょう!
【高殿円(たかどの・まどか)】
兵庫県生まれ。2000年に『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。13年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、「カーリー」シリーズ、「シャーリー・ホームズ」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』『政略結婚』『コスメの王様』『戒名探偵 卒塔婆くん』など。漫画原作も多数手がけている
<取材・文/宇野なおみ>
【宇野なおみ】
ライター・エッセイスト。TOEIC930点を活かして通訳・翻訳も手掛ける。元子役で、『渡る世間は鬼ばかり』『ホーホケキョ となりの山田くん』などに出演。趣味は漫画含む読書、茶道と歌舞伎鑑賞。よく書き、よく喋る。YouTube「なおみのーと」/Instagram(naomi_1826)/X(@Naomi_Uno)をゆるゆる運営中

