5日先までの気象災害を予測!「早期注意情報」を有効に活用して早めの対策をとろう

5日先までの気象災害を予測!「早期注意情報」を有効に活用して早めの対策をとろう

早期注意情報の見方

出典:気象庁早期注意情報(警報級の可能性)

早期注意情報は、気象庁のホームページでチェックできます。

上の画像を例にすると、4日と7日に「暴風・波浪・高潮警報」が発表される可能性が[高]のため、天候が大荒れになることが予想されます。加えて7日は「大雨警報」が発表される可能性も[中]となっており、暴風を伴った大雨になる可能性も想定されます。

また、6日も暴風・波浪・高潮警報が発表される可能性が[中]となっており、場合によっては早い段階で天候が大荒れになる可能性も考えられます。

上記の流れをまとめると、予想される天気の推移は以下の通りです。

・ 4日は大荒れ
・ 5日は比較的天気が落ち着く
・ 6日は次第に大荒れとなる
・ 7日は大荒れ

この場合、5日は警報の可能性が低いため、5日のうちに4日の被害確認や対応、6日~7日の備えをするとよいでしょう。

早期注意情報を活用するポイント

早期注意情報は数日先の警報級の可能性を知ることができるため、スケジュールの調整や防災対策を早めに行うことができます。

例えば、3日後に大雨や暴風警報が出る可能性が高くなっているとしましょう。その場合、当日の不要な外出を避けるために「今日明日のうちに買い物をしておく」「早めに用事を済ませておく」といった対応ができます。

また、防災用品のチェックや避難経路、避難場所の確認もしておくと、3日後に避難が必要になった際に迅速に行動できます。早めの対策をとるために、早期注意情報は役立つ情報だといえそうです。

配信元: 防災ニッポン