内閣府の孤独・孤立対策推進室は4月14日、2025年に亡くなった「孤立死」とみられる死者数の推計を発表した。2万2222人(男性1万7620人、女性4598人、不詳4人)で、男性が8割近くを占めている。
この推計は、警察庁がまとめた「警察取扱死体のうち、自宅で死亡した一人暮らしの人」のデータをもとに、「死後8日以上経過して発見されたケース」を基準としている。
内閣府の作業部会は昨年、発見まで少なくとも1週間、連絡を取れないことを気にかけてくれる他者との接触がない場合、「生前に社会的に孤立していた状態にあったことが強く推認」されると整理している。
年齢別にみると、「死後8日以上」で発見されたケースは、男性では55〜59歳で1000人を超え、70〜74歳で3455人とピークを迎える。
一方、「死後4日以上」で発見されたケースも3万2678人にのぼり、一定数は社会的に孤立していた可能性がある。ただし、死後経過日数のみで「孤立死」と定義することはできないとされている。

