
戸田恵梨香、伊藤沙莉、生田斗真、三浦透子、田村健太郎、中島歩、細川岳、瀧本智行監督が、4月14日に都内で開催されたNetflixシリーズ「地獄に堕ちるわよ」配信記念PARTYに出席。戸田と生田が、昭和のスター歌手・島倉千代子さんを演じた三浦の歌声を絶賛する場面があった。
■生田、戸田“数子”の印象を「若々しさがあった」
本作は、六星占術と「大殺界」「地獄に堕(お)ちるわよ!」の強烈ワードで一世を風靡(ふうび)した占い師・細木数子さんの半生を描いた人間ドラマ。戦後の貧困から夜の街でのし上がり、20代でナイトクラブを次々と成功させ“銀座の女王”となった数子(戸田)は、その後、占い師としてTVと出版界を席巻する。著書は、占い本としてギネス世界記録を樹立。その一方で、霊感商法や裏社会とのつながりなど、黒いうわさがささやかれ…。昭和から平成にかけての60年にわたる風景を鮮やかに映像化しながら、女の壮絶な闘いと欲望渦巻く虚々実々のドラマが繰り広げられる。
イベントは「運命のアイテムトーク」と題したクロストーク形式で進行。キャスト陣が作品に関する小道具の中から1つアイテムを選び、それにちなんだテーマに沿ってトークを展開した。
その中で「愛と裏切り」をテーマに、数子が生涯愛した男性でヤクザの総長・堀田雅也を演じた生田は、劇中の彼女の印象を「僕が相対した細木数子さんは割と年齢的にも若くて、情熱的で野心があって、本当に愛にあふれたような時代の細木さんだったので、みずみずしさや若々しさがあった印象」とした上で、「僕が演じた堀田と数子はナイトクラブで出会うんですけど、2人が引力のようにひかれ合っていく感じ、雷に打たれた感じ、愛に溺れていくさま。お互いがお互いを求めていく様子というものを意識しながら演じられたかなと思っています」と、手応えをにじませた。
そんな生田に対し、数子役の戸田は「今からミュージカルが始まるのかなって思ったぐらい、ハットをはすに構えて階段から降りてくる姿を見て、『何が始まるの?』と思いました(笑)」と回顧し、「会えないときにすごくすごく会いたくて仕方がない。この胸がギュッとするような感情って、意外とドラマで描かれてなかったりする部分。それを体現できて、本当にあふれるような思いになったし、若い時代を経て、会ってない時代があったんですけど、その後2人とも年を取ってから再会したときの堀田さんの顔を見て、泣くシーンじゃないんですけど、涙があふれちゃって」と、感情がこもった芝居になったことを明かす。
続けて「撮影としてはすごく短い期間だったんですけど、はかなくて、とてつもなく大事な時間を過ごしていたんだなと体感ができて、あんな美しい瞬間を経験できたことが本当に幸せでした」と、しみじみ回想した。
■三浦の歌声に絶賛の声「本当に鳥肌が立ちました」
また、演歌歌手の島倉さんを演じた三浦についての話題に。三浦は歌手としても活動しており、歌唱力は折り紙つき。今作では歌唱パートも一切吹き替えなしで島倉さんを演じている。そんな三浦の歌声について、生田が「本当にすごかったよね!」と戸田に同意を求めると、戸田も「島倉さんの音源を流してるのかなと普通に思っていて。『島倉さんの(本物の)曲ですか?』って聞いたら『これ透子ちゃんが歌った曲だよ』と聞いて、本当に鳥肌が立ちました。ここに至るまでどれだけ努力をされてきたんだろう、と思って感動しました」と絶賛。
それを受け、三浦は「島倉千代子さんを演じるってどういうことでしょう、って(笑)。本当に信じられないというか、ドキドキしてしまって。何か近づくためにできることはないかなと思って、歌の練習をちょっと心の支えにして、少しでも近づけたらなと思って準備しました」と恐縮しながら、役へのアプローチを語る。
その上で、三浦は「細木さんと島倉さんの関係性であったり、島倉千代子さんの人生であったり、演じる前にいろいろ調べて勉強して…まあ壮絶なものがあって。私たちが知れることのどこまでが本当で、うそなのか完全に分かることはできないと思うんですけど、戸田さんと演じている瞬間にものすごく豊かな時間があったんです」と述懐し、「細木さんと島倉さんの間にもそういう一瞬の温かい時間があったのかな、と信じたくなったりして。いろんな感情をぶつけ合いながらお芝居ができて、とてもいい経験でした」と実在の人物を演じるからこその難しさもにじませながら、撮影を振り返った。
「地獄に堕ちるわよ」は、4月27日(月)よりNetflixにて世界独占配信開始。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

