ぎっくり腰|回復期の対処法

ぎっくり腰の症状がやわらいできたときはどう過ごせばよいですか?
ぎっくり腰の症状がやわらいできた回復期には、無理のない範囲で少しずつ日常生活に戻すことが大切です。長時間同じ姿勢を避け、適度に身体を動かすことで筋肉のこわばりを防ぎます。軽いストレッチやウォーキングなど、腰に負担をかけない運動を取り入れると回復が早まります。また、重い物を持ち上げるなど腰に負担のかかる動作は控えましょう。痛みが再発しないよう、正しい姿勢や身体の使い方を意識して過ごすことが大切です。
仕事や運動に復帰する目安を教えてください
ぎっくり腰から仕事や運動に復帰する目安は、痛みが和らぎ、歩行や立ち座りがスムーズに行えるようになったときです。デスクワークなど腰への負担が少ない仕事であれば、発症から1週間〜10日前後で復帰できるケースが少なくないようですが、立ち仕事や重い物を扱う業務の場合は無理をせず、違和感が完全になくなるまで休養しましょう1)。運動も同様に、痛みがない範囲で軽いストレッチやウォーキングから再開し、徐々に通常の運動へ戻すことが大切です。
ぎっくり腰を再発させないための予防法はありますか?
ぎっくり腰を再発させないためには、日常生活でいくつかの予防策を心がけることが大切です。長時間同じ姿勢を避け、定期的に立ち上がったり歩いたりして腰への負担を減らします。座るときは背筋を伸ばし、猫背や前かがみにならないよう注意してください。また、適度な運動やストレッチを習慣にし、腰まわりの筋肉や体幹を鍛えることも効果的です。重い物を持つときは急な動作を避け、正しい姿勢でゆっくり行うようにします。さらに、入浴などで身体を温め、腰の筋肉疲労を軽減するように努めることも予防につながります。
ぎっくり腰の受診サインと医療機関での対処法

ぎっくり腰で医療機関を受診する目安を教えてください
受診する目安は、痛みが激しくて身体を動かすのが困難な場合や、足にしびれや感覚異常が出てきた場合、2〜3日安静にしても痛みが和らがない場合などです1)。また、発熱や腰の腫れ、痛みが長期間続く、起床時に強い痛みがあるなどの場合も受診を検討しましょう。自己判断が難しいときや不安がある場合は、無理をせず整形外科などの医療機関を受診し、ほかの疾患との鑑別や適切な治療を受けることが大切です。
ぎっくり腰に対して医療機関ではどのような治療が行われますか?
主に痛み止めの湿布や飲み薬、注射などによる薬物療法が行われます。痛みが強い場合には神経ブロック注射が用いられることもあります。また、必要に応じてコルセットの処方や、リハビリテーションとしてストレッチや運動指導が行われることもあります。症状や原因によっては、腰椎疾患などほかの病気が隠れていないか検査を行う場合もあります。まったく動けないほど症状が強い場合は入院して安静に保つこともあります。

