リサさんは、結婚1年目で現在妊娠7カ月です。既婚で子どもがいないバリキャリの「ゆうさん」と、独身で推し活が趣味の「のんさん」とは、高校と大学の同級生で、卒業後も親しくしている友人です。
3人は久しぶりに集まって、女子会をすることにしました。
楽しい飲み会になるはずが…


















リサさん、ゆうさん、のんさんは、性格も趣味も異なりますが、大学卒業後も時々集まるのが恒例でした。
乾杯するやいなや、「のんはいつになったら結婚するの?」とリサさん。
打っても響かないのんさんに、「せめて彼氏くらいいないとヤバイ」「一人ぼっちになってもいいの?」と畳み掛けました。
それでも「推し活でそれどころじゃない」と返され、リサさんはさらに踏み込もうとします。
「まぁまぁ、本人がいいって言ってんだからいいじゃん?」と、ゆうさんがなだめても、リサさんは納得できず、ムキになります。
「50になっても同じことやってんの?」「薄給なんだから老後の心配をしたほうがいい」と、のんさんの生活に対して不満をあらわにするのでした。
▼相手を思っての言葉でも、それが必ずしも相手の望む形とは限りません。とくに結婚や恋愛といった人生の選択は、本人の価値観やタイミングがあってこそ成り立つもの。心配や善意のつもりでも、度が過ぎればただの押しつけになってしまいます。
本人が「いい」と言っている以上、それを尊重することも友情といえるのかもしれません。本当に大切な友人だからこそ、自分の物差しだけで物事を測らず、見守る距離感をもつことが大切なのかもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

