デパートでエレベーターを待っていたときです。ベビーカーに娘を乗せていたので、混んでいるエレベーターだと場所もとるし娘が騒いでしまったりしたら……と、まわりに迷惑をかけてしまうと思い何度も見送っていました。
エレベーター待ちをしているとマダムたちが!
そんな中、後ろから素敵なマダム達がエレベーターに乗ろうと並び始めました。私は最後に乗ろうかな? と、端っこに寄りました。その後、エレベーターが到着し私たちより後に待っていた方々が乗り込む中、マダム達が「ちょっとあなた! ずっと待っていらしたんだから先に乗っていいのよ?」「ベビーカーだからって気にしないで!」「順番なんだもの、遠慮しないで乗るのよ!」と声をかけてくださいました。しかし、エレベーターはすでにいっぱいだったので「優先エレベーターがもうすぐ到着しそうなのでもう少し待ってみます!」と伝えました。そして、声をかけてくださりうれしかったとお礼を伝えました。
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エレベーターではよく追い抜かされることがあるので、「今回もきっとそうだろう」と思っていました。しかし、そのとき声をかけてもらえたことが、とても嬉しかったんです。周りをよく見て行動できるのも素敵ですが、「声をかける」というのは、誰にでもできることではありません。だからこそ、なおさら素敵だなと感じました。私もこれからは、もっと周りに気を配れる人でいたいと思えた出来事でした。
著者:鳥熊杏/40代女性・主婦/1歳の女の子を育てる専業主婦です。料理と手土産を探すことが趣味です。
イラスト:犬野ぽよ彦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

