
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『モテたかった人とモテる人』を紹介する。サイト「マンガUP!」で連載中の『異世界で鍛冶神の力を得た俺、女神とスローライフはじめました。』(原作:延野正行、作画:野愛におし、スクウェア・エニックス刊)でも知られる作者の野愛におしさんが、3月17日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.5万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、野愛におしさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■高校デビューするつもりが踏み切れない男の子

「モテまくって彼女つくるぞー!」と意気込んでいたが、気付けばただの“普通の人”になっていた高校生の男の子。度胸がない彼は素行の良い学生として振る舞うことしかできず、そんな自分を好きになってくれる人はいないと落ち込んでしまう。
しかし、“普通”に過ごしながらも知らないうちに彼を意識する人物は現れていた。落とし物を届け、散らばったゴミを片付ける…。そんな彼の行動を見ていた教員や生徒会、クラスメイトの女子や男子から、ひそかに恋心を向けられているのだった…。
この自己評価と他人からの評価が擦れ違う漫画を読んだ人たちからは、「性格が良くて欠点がない普通の人」「続きが滅茶苦茶気になる」「その普通を大事にしてほしい」など、多くのコメントが寄せられている。
■「普通が1番!というテーマで作成しました」作者・野愛におしさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作を創作したきっかけやインスピレーションになったものなど、理由があればお教えください。
ラブコメの練習として作成しました。意外と細かいコマなどが読まれているということを知った直後でしたので細かめのコマにもしっかりとフラグを入れるという描き方をしました。
――本作では、普通すぎるという自己評価と他人からの評価の大きな差が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
普通が1番!というテーマで作成しましたので、そこに注目してほしいと思っておりました。作風に自分らしさを出しつつも、無事に伝えたいことが伝わってよかったと思っております。
――本作で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
オチである最終ページが1番気に入っております。「おまえもかい!」というツッコミを期待しながら描いたので(笑)。あるいは「なぜ彼も?」という疑問から、読み返していただけたらという目論見があったり彼のひと言でおわるためにコメディエンドになるように仕組みました。
――普段作品のストーリーやキャラクターデザインなどはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
わかりやすさ重視で作っています。自分の思う性格のキャラクター像ではなく世間が思うキャラクター像(例えばギャルなど)を用意する必要があるので一度属性のワードで検索かけて平均デザインを出しています。しかしながらその後のモチベにかかわる重要な部分であり自分自身の好みももちろん重視したいので、この工程はとこだわりがあるのとすごく好きな作業だったりするので、すべて自力で行っております。
――今後の展望や目標をお教えください。
これからも技術向上に向けて、いろいろ勉強しながら漫画力を上げていきたいと思います。学んだことはすぐ試したくなる人間なので、連載作品などで学んだことをすぐに発揮しています。第1話から最新話までに「構図」「演出」「間の取り方」などかなりの技術向上が見られたりするので今後も成長を見届けてやっていただけたらとてもうれしく思います。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
これからも作品楽しんでもらえるように頑張ります!今後ともどうぞよろしくお願いします。

