
新じゃがや新玉ねぎは、みずみずしく、加熱すると甘みが引き立つ春の食材。素材を生かせば調味料も最小限で驚きのおいしさに。この時期に味わいたいレシピを紹介します。
教えてくれたのは▷上島亜紀さん
料理研究家。食育アドバイザーやジュニア・アスリートフードマイスターの資格を持つ。神奈川県の自宅にて料理教室「Cooking Studio A’s Table」を主宰。簡単につくれる家庭料理のレシピが人気。
うま塩肉じゃが
新じゃが&新玉ねぎのやさしい甘みを生かして砂糖、みりんは不使用。春らしい、さっぱり肉じゃが
【材料・2人分】
新じゃがいも…2個(約300g)
新玉ねぎ…1個(約180g)
豚こま切れ肉…150g
ごま油 酒 塩 粗びき黒こしょう
【作り方】
1.新じゃがは皮つきのままよく洗い、四つ割りにする。新玉ねぎは六つ割りにする。豚肉は食べやすい大きさに切る。
2.フライパンにごま油大さじ1を中火で熱して豚肉を炒め、色が変わったら新じゃがを加えて炒める。
3.全体に油がまわったら、新玉ねぎ、酒大さじ2を加え、水をひたるくらいまで(約1カップ)加える。塩小さじ2/3を加え、煮立ったらオーブン用ペーパーで落としぶたをし、さらにふたをする。途中、新じゃがの上下を返しながら約10分煮込み、火を止めて約5分おく。
4.粗びき黒こしょう小さじ1/4をふってさっと混ぜて器に盛り、好みでさらに粗びき黒こしょうをふる。
(1人分346kcal/塩分2.1g)
<新じゃが&新玉MEMO>
1.長期保存はNG。野菜室に入れて早く食べ切ること!
通年出回るものと違い、水分が多いので日もちしません。特に新じゃがは日に当たると発芽や緑化が進むので、野菜室で保存して。
2.新じゃがは皮はむかずにそのまま調理がおすすめ!※
新じゃがの皮は薄く、皮ごとおいしく食べられるのが特徴。野菜用のスポンジでよくこすり洗いして汚れを落とし、そのまま加熱を。

※芽が出ていたり、皮が緑色に変色している場合は、その部分に天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているため、調理の際に充分に取り除きましょう。
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素材の甘みを生かしたシンプルな味わいは、ほっとするおいしさ。旬の食材が手に入るこの時期に、ぜひ食卓に取り入れてみてください。
レシピ考案/上島亜紀 撮影/川上朋子 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久昌子
文=畠山麻美

