
畑芽育と志田未来がW主演を務めるドラマ「エラー」(テレビ朝日系)が、4月12日にスタートした。同ドラマは、一人の女性の不審死をキッカケに、主人公の2人が真実を知らないまま奇妙な交流を育み、罪と友情の狭間で揺れ動くヒューマンサスペンスだ。その女性を死なせてしまった中田ユメを畑が、亡くなった女性の一人娘・大迫未央を志田が演じている。出会ってはいけない2人の「償い」と「赦し」を描く。
ともに子役出身で、芸歴20年以上という共通点が畑と志田は今回の「エラー」が初共演。人気の2人が見応えある演技を披露し、作品を盛り上げている。ただ、視聴率については12日放送の初回は世帯3.5%、個人1.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)。テレビ関係者の間では、「やっぱり…」という声が広がっている。
というのも、「エラー」が放送されているABCテレビ・テレビ朝日系の「日10ドラマ」は、これまで数多くの低視聴率ドラマを生み出し「魔の時間帯」と呼ばれているからだ。
「『日10ドラマ』は、2023年4月から新設されたドラマ枠ですが、多くの作品が大コケしているんです。清原果耶主演の『マイダイアリー』は、平均で2%台。ほかにも、『いつか、ヒーロー』、『こんばんは、朝山家です。』、『すべての恋が終わるとしても』なども低視聴率で、多くの作品がコケています。この枠は、裏番組に人気が高いバラエティや情報番組があり、視聴者がそちらに奪われているんです。『エラー』も大ピンチの予感を禁じ得ません」(民放関係者)
3月に終了した志田のTBS主演ドラマの好影響も
ただ、ここにきて反転攻勢の可能性が出てきたという。この枠で「エラー」の直前、さる3月15日まで放送されていた「50分間の恋人」は、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧と松本穂香と人気の2人がW主演を務めたこともありSNSで話題になるなど若年層からの支持を獲得。ORICON NEWSが発表した満足度調査でも7位にランクインするなど、結果を残したのだ。「この勢いに乗り、人気が高い志田が“復活の狼煙”をあげる可能性がありますよ」と言うのは、さるテレビ関係者。さらにこうも語る。
「『エラー』は、初回こそ低い数字でしたが、ドラマの作りは悪くない。WEST.の藤井流星や栗山千明ら実力派もワキを固めており、ドラマ好きの間では話題になっています。志田は3月24日に最終回を迎えた主演ドラマ『未来のムスコ』(TBS系)が、感動で涙する視聴者が続出するなどの話題作でしたから、その余韻もあって『エラー』にも興味を持つ視聴者もいるでしょう。実際、TVerの登録者数も悪くないですし、見逃し配信で人気を集める可能性が出てきましたよ」(民放関係者)
人気が高い志田のお陰で、ようやく「魔の時間帯」という呪縛から解かれる日が来るかもしれない。
(渡邊伸明)
