
大友花恋が主演を務め、船津稜雅(超特急)が共演する「あざとかわいいワタシが優勝」(毎週木曜夜9:25-9:54、TOKYO MXほか)が放送中。本作は、「あざとかわいい」を武器に恋も人生も勝ち抜いてきた主人公・松嶋琴音(大友)が、会社の先輩・佐原なず奈(桜井玲香)と、イケメン上司・清水将貴(船津)を巡って熾烈なバトルを展開する新感覚ラブコメディーだ。WEBザテレビジョンでは、大友と船津にインタビューを実施。作品への思いや大友の驚きの役作り方法、船津のあざとい筋肉シーンの撮影秘話まで語ってもらった。
■大友、あざとさ全振りの主人公をうまく演じられるか緊張
――まず出演の話を聞いた感想から教えてください。
大友:出演のお話を聞いてから原作を読ませていただいたのですが、ここまであざとさに全振りしたキャラクターは、私がうまく演じないと作品が成立しないかも…と思い緊張しました。外見もメイクさんにいろいろと相談させていただいて使用するコスメを考えたり、髪型は巻き方を工夫するなどして綿密に準備をしました。
船津:僕はこれまで本格的な演技のお仕事があまりなかったので、出演の話を聞いて放心状態というか、「ほんとですか?え?何が起きてんの?」っていう夢みたいな感じだったんです。原作を読ませてもらって、とてもキャラの強い子たちが周りに登場するので、早く見てみたいなと撮影が楽しみになりました。でも、本当に僕自身驚いたし、応援してくれてる方も不意打ちだったでしょうし、期待値が上がってるんじゃないかと思い、ますます緊張しました。
――超特急のメンバーの方はどのタイミングで出演を知られたんですか?
船津:僕からは言うことはなかったです、どうせからかってくるでしょうからね(笑)。たぶん、仕事のスケジュールで、僕が撮影のために休むっていうのがあって、薄々勘付かれたんだと思います。
――メンバーの方から言葉かけはありましたか?
船津:言葉かけ? 暴言ってことですか?(笑)
大友:(笑)。きっとあたたかい言葉もかけてもらえます!
船津:そっか(笑)。いや、事前にはまったくなく、リハーサルの時間に鏡越しに、PR映像のポーズ(口の前で人差し指を立てる内緒ポーズ)を真似されていじられたぐらいなんですけど、撮影期間中に僕からメンバーのハルに「セリフってどうやって覚えてんの?」ということだけ聞いたんです。そしたら「正直全部覚えるのは、マジ無理だから、直前にその日の撮影の分を覚えていく、ロケット鉛筆方式」って言ってて。そういうものかって納得しました。
■真逆な役どころに「綺麗に自分の裏返しにすればいいかな」(船津)
――お互いの印象も教えてください。
大友:撮影期間はとても短かったのですが、キャスト全員が1つの大部屋を楽屋として使っていたので、稜雅さんはじめ皆さんとコミュニケーションを取らせていただいていました。稜雅さんはみんなのお兄さん的存在でしっかり者のはずなのに、誰よりもいじられキャラでした。
船津:そうなんですよ。隙を見せた記憶はないんですけど、みんなしていじってきて。大友さんは、撮影期間がちょうど僕の誕生日が近かったんですけど、プレゼントをくださって。すごく気が回る方だなと驚きました。
――実際に役を演じられた感想も教えてください。琴音は表向きの顔と心の声とギャップがすごくて笑わせてもらいましたが、演じられて楽しかったんじゃないでしょうか?
大友:本当に楽しかったです。普段は言わないような過激なセリフもあって、監督にどこまで振り切るべきか伺ったら、とりあえず全力で両極端に演じてみましょうとなりました。最初は怖々でしたが、いざ思い切ってみると、落差があればあるほど彼女の魅力がひき立つので演じていて楽しかったです。
船津:僕はキャラクターが自分とは真逆なんですよね、すべてにおいて。だから綺麗に自分の裏返しにすればいいかなって演じました。だって、ハイスペックイケメン課長って。
大友:「会社のエース、男としてもエース」というキャッチコピーはパワーがあります。
船津:そうそう、それもちょっとネタに走ってますよね。
大友:現場での稜雅さんは清水課長そのままで。優しいし視野が広くていつも落ち着いていて、自分のお仕事をこなしながらも困っている人がいたらさっと手を差し伸べるとか、清水課長そのままだ! と思いました。
船津:あら、嬉しい。後で事務所に差し入れ送ります(笑)。
■「どういう表情にしようかなって考えてChatGPTに相談しました(笑)」(大友)
――ちなみに清水課長はコーヒーに目がないということでコーヒーを飲むシーンも多かったんじゃないかと思うんですが、お砂糖はいっぱい入れたんですか?
船津:確かに、僕は甘党なんでね(笑)。でも、やっぱりブラックで。課長ですから(わざとキリッとして)。砂糖なんて、もう。苦味がね、美味しいですよね。また少し酸味もあるのが…。
大友:言えば言うほどうそっぽいです(笑)。
船津:剥がれる剥がれる(笑)。
――琴音は笑顔がもちろん素敵だったんですが、むっとした顔などもまた違った魅力でかわいいなって思いました。練習したり、参考にしたものはあったのでしょうか?
大友:今回、琴音以外にもあざといキャラクターがいろいろと登場するなかで、表情がころころ変わるのは琴音の魅力ですし、あざとさが一番の武器だと思っているのですが、どういう表情にしようかなと考える中でChatGPTにも相談してみました(笑)。
――それは、今どきな役作りですね。
大友:キャラクターやアニメ、実写など、歴代のあざとい顔をずらっと一覧で出してもらって、この表情は印象的だなとか、ぷく顔だったらこの人かな、ニコニコ笑顔だったらこういう感じで笑いたいよなと研究したんです。撮影ではそのイメージを思い出して演じました。
――表情の変化がとてもあざとかわいかったです。清水課長も筋肉キャラで彼もあざといキャラですね。
大友:稜雅さん、ずっとパンプアップされていましたよね。テストでもパンプアップして、本番でもパンプアップして、「パンプアップ待ちです」という時間もありました。
船津:あったな、変な時間が。「血管待ちです」とか言われてこうやって(腕をだらんと下ろして血を送り込むポーズ)、「よし、今だ」みたいな。
大友:おかげですごく見応えのあるマッスルシーンになっていました。1話の腕の血管のところさすがでした。
船津:血管だけはね。血管だけはパンプアップされてましたね(笑)。
■「自分の弱点をたくさん学べたので、これからのあざとい僕をお楽しみあれ!」(船津)
――最後にこの作品に出られて、自分の中で変わったなと思うことがあったら、教えてください。
大友:全力ってかっこいいんだ、ということが、今回の1番の気づきでした。あざといに全力で、自分に対しても全力な琴音を演じながら、パワーをたくさんもらっていたので。私自身もどんなことにも全力で向き合いたいし、誰にどう思われるかということよりも、自分が胸を張れる自分でいるために全力で尽くしたいって、彼女を経て思いました。
船津:松嶋さんをはじめ、多種多様なあざとさの武器を持っている、強キャラたちが勢ぞろいだったんで、いろんな技をたくさん見ることができました。僕は普段グループ活動の中で、そういうあざといみたいなことがすごく苦手と言うか、自撮りも本当にしないタイプなんです。言ってしまえば自分の弱点をたくさん学べたので、これから超特急の活動にいかせるんじゃないかなと。これからのあざとい僕をお楽しみあれ!
――ぜひ、自撮りも楽しみにしています。
船津:あ、それはちょっと話が違います(笑)。
◆取材・文=入江奈々

