
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『朽堂庵の事件簿未満』(ナンバーナイン刊)より、第31話『ストレートヘアアイロン』を紹介する。作者の九藤咲織さんが、3月14日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、九藤咲織さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■見慣れたものとは異なる可憐な姿に

母の福袋にヘアアイロンが入っていたが家族が皆使わないため、庵は「あの……誰か、ストレートヘアアイロンいりませんか?」と友人たちに切り出す。だが、その場にいた面々には一様に断られてしまう。
しかし、周りの発言から友人の基子が受け取ることに。あまり触ったことがないという基子に庵が試しにヘアアイロンを使ってみると、基子は普段の印象とは大きく異なる新たな魅力を手にするのだった…。
この不思議なエピソードを読んだ人たちからは、「この漫画の空気たまらん」「絵柄が最高」「ストレートかわいすぎた…」など、多くのコメントが寄せられている。
■「『基子をかわいいと思ってもらいたい!』です」作者・九藤咲織さんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
女の子が髪型を変えるシチュエーションが好きなのと、いつも読んでくださっている方へのファンサービスのような感覚で描いた漫画です。投稿してみたら思った以上に多くの方に読んでいただき驚きました。
――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
それはもう「基子をかわいいと思ってもらいたい!」です。SNS投稿用に描いたので4~5ページで収めようとは決めてました。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
周(黒髪の男キャラ)が最後に「(アイロンで)何か変わったか?」となるシーンです。殆どの読者さんには「周くんさぁ」と笑って頂いたのですが、一部の男性読者さんに「俺も気づかない側だわ…」と言われたのが面白かったので。
――普段作品のストーリーやキャラクターデザインなどはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
ストーリーは描きたいシーンをまず決めてから前後を埋めていく感じです。今回で言えばサラサラヘアの基子を描きたい!→でも基子は自分からアイロンを使うキャラじゃない。→庵に部室に持ってこさせよう、その為には…と埋めていきました。行動の理由付けは意識しています。キャラ作りはストーリーよりだいぶ苦手なのでいつも苦しんでいます。流行りの作品の人気キャラクターを見て勉強することも多いですが、ストーリーと同じくまず主人公を作って、そこから「このキャラと仲良くなれる性格のキャラは…」といった感じで周りのキャラを増やしていくことが多いです。
――今後の展望や目標をお教えください。
今後もマイペースに描いていけたらいいなと思ってます。漫画を描くのが一番楽しいので!まずは2026年6月7日の東京コミティア(同人誌即売会)に漫画本を作って参加します。よかったら「インタビュー読んだよ」って声かけてください~~!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
読んでくださる方がいるお陰で今日も楽しく描けています!これからも基子や庵たちの活躍を見守ってください!

