トロッとした食感がたまらないナス。しかし、炒めるとあっという間に油を吸い、仕上がりがべちゃっとすることがありますよね。
実は、そんな悩みを簡単に解決する方法があるのだとか。
ナスを炒める前にある下処理をするだけで、油の吸収を抑えられるそうです。筆者が実際に試してみました。
撮影:キジカク
ナスが油を吸いにくくする方法
そもそも、なぜナスは油をよく吸うのでしょうか。
ナスは水分が多く、スポンジのような構造をしています。加熱によってできた隙間に油が入り込みやすくなるため、油を多く吸うように感じられるのだとか。
そこで活躍するのが『塩』。切ったナスに塩をかけておくと、中から水分とあくが出るだけでなく、組織が引き締まり、炒める時に油分の吸収も抑えられるといいます。
撮影:キジカク
1.ナスをカットする
まず、ナスをお好みの形にカットします。輪切り、乱切り、くし切りなど、調理に合わせてどんな形でも構いません。
切り口が空気に触れると変色しやすいため、切ったらなるべく早めに次のステップに進みましょう。
撮影:キジカク
2.ナスに塩を振る
切ったナスの断面全体に、塩を適量振りかけます。ナス1本に対して、小さじ4分の1杯ほどが目安。
振りすぎると塩辛くなるので、あくまで『軽くひと振り程度』でOK。全体に均一に行き渡るよう、まんべんなく振るのがコツです。
撮影:キジカク
塩を振ったら、そのまま10分ほど置いておきましょう。すると、ナスの表面に小さな水滴がじわっと浮き出てきます。
これがあくを含んだ余分な水分です。この水分が出てきたことを確認できたら、次のステップに進みましょう。
3.キッチンペーパーで水分を拭き取る
ここで、浮き出た水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。
水分が残ったままだと油がはねてしまうので、丁寧に拭き取るようにしましょう。全体の水気がとれたら、下処理完了です。
撮影:キジカク
4.ナスを焼く
塩で下処理したことにより、少量の油でも表面にツヤが出やすく、油が均一になじんだように見えます。
撮影:キジカク
焼き上がったナスを食べてみたところ、口に入れても油っぽさがまったく気になりません。
塩を振って10分ほど置いて、水分を拭き取るだけ。これだけの準備でナスの油吸いを抑え、ヘルシーでおいしい仕上がりになりました!
筆者は思わず「もっと早く知りたかった…」とつぶやくほどです。
ナスの炒め物、揚げびたしなど、ナスを使うあらゆる料理に応用できるので、ぜひ次回の食事から試してみてください。
[文/キジカク・構成/grape編集部]

