
11回目の開催となる今年は、全国から過去最多となる163の自治体が集結。会場では、各地域のメンバーと直接交流できるほか、多彩なお礼の品を「食べる」「飲む」「体験する」ことで楽しみながら、地域の魅力を感じることができる。
たとえば…
・ご当地グルメの試食、地元食材の試食セット等
・伝統工芸の職人作品展示
・その他、化石(サメの歯、アンモナイト)のガチャガチャ設置、VR動画体験会、みかんジュースの出る蛇口などのユニークな展示も多数!
※自治体ブースの内容は変更になる場合があります。

また来場者参加型の企画として、全自治体が参加するスタンプラリーが実施される。受付で配布されたカードを持ってブースを訪れると、地域にまつわる3択クイズに挑戦でき、正解するとスタンプラリーのスタンプを獲得することができる。スタンプを集めると、地域産品が当たる抽選に挑戦でき、会場全体を楽しみながら巡ることができる仕掛けに。
さらに、ステージ企画も充実。各自治体が「未来につなぎたい!まちのすごいところベスト3」と題して地域の魅力をランキング形式で紹介する企画や、若い世代の職員や学生が登壇し、自らの挑戦や未来の夢を語る「ふるさとネクストジェネレーショントーク」も開催される予定だ。そのほかにも、全国各地のご当地キャラクターが登場し、来場者の「ご当地かけ声」の声援に合わせてキメポーズを披露する「ご当地キャラキメポーズSHOW」などの企画も行われる予定となっている。

■「ふるさとチョイス大感謝祭」概要
日時:2025年11月8日(土)9時~17時、9日(日) 9時30分~16時30分
会場:パシフィコ横浜 展示ホールC・Dホール
費用:無料(※事前申込必須)
主催:株式会社トラストバンク
■出展予定の163の自治体
北海道地方
旭川市、厚岸町、池田町、浦河町、枝幸町、上士幌町、白老町、白糠町、標茶町、標津町、千歳市、月形町、鶴居村、当麻町、洞爺湖町、苫前町、豊富町、沼田町、根室市、登別市、函館市、羽幌町、浜中町、深川市、富良野市、別海町、森町、紋別市、むかわ町、利尻富士町、留萌市
東北地方
青森県:三戸町
秋田県:男鹿市、大館市、大仙市、由利本荘市
岩手県:奥州市、西和賀町、花巻市、宮古市、山田町
宮城県:岩沼市、大河原町、亘理町
山形県:大江町、尾花沢市、上山市、庄内町、天童市、東根市、村山市
福島県:柳津町
関東地方
茨城県:かすみがうら市、境町、古河市、常陸大宮市、日立市、龍ケ崎市
埼玉県:北本市
千葉県:富津市
神奈川県:鎌倉市
中部地方
新潟県:三条市、燕市、南魚沼市、妙高市
石川県:小松市
福井県:福井市
山梨県:甲斐市、甲府市、韮崎市、富士吉田市
長野県:白馬村
岐阜県:可児市、瑞浪市
静岡県:西伊豆町、沼津市、東伊豆町、富士市、焼津市
愛知県:幸田町、常滑市、西尾市
近畿地方
三重県:紀北町、多気町、鳥羽市
滋賀県:近江八幡市
京都府:綾部市、宇治田原町、京丹波町、精華町、南丹市、八幡市、舞鶴市、福知山市
大阪府:泉佐野市、泉南市
兵庫県:朝来市、市川町、香美町、西脇市、豊岡市
奈良県:奈良市
和歌山県:橋本市、湯浅町
中国地方
鳥取県:倉吉市、日吉津村
島根県:奥出雲町、出雲市、飯南町、大田市、安来市、浜田市
岡山県:新見市
広島県:大竹市、三原市
山口県:下関市、周南市、長門市、山陽小野田市
四国地方
徳島県:海陽町
香川県:高松市
愛媛県:県庁、愛南町、今治市、伊方町、上島町、鬼北町、砥部町
高知県:四万十町、室戸市、日高村
九州地方
福岡県:赤村、宇美町、行橋市、北九州市、太宰府市、飯塚市
佐賀県:神埼市、唐津市、吉野ヶ里町
長崎県:佐世保市、波佐見町
熊本県:上天草市、玉名市、熊本市、八代市
大分県:杵築市、佐伯市
宮崎県:小林市、西都市、都城市、美郷町
鹿児島県:奄美市、出水市、大崎町、鹿屋市、喜界町、枕崎市、志布志市、曽於市、長島町、指宿市、徳之島町
■担当者に聞いた!「ふるさとチョイス大感謝祭」の特徴や開催に向けた想い
――「ふるさとチョイス大感謝祭」開催の意図や狙い、ターゲットについて教えてください。
「ふるさとチョイス大感謝祭」は、ふるさと納税を通じて地域を応援してくださっている寄付者の方々へ、自治体や生産者から直接“感謝の想い”をお伝えする場として開催しています。今年で11回目を迎え、全国163自治体が集結する過去最大規模のイベントとなります。
ターゲットは、すでにふるさと納税を利用されている方だけでなく、これから始めたいと考えている方、地域の食や文化を楽しみたい方など幅広い層を想定しています。単に地域の特産品を紹介する場ではなく、寄付者と地域の人々が「感謝」や「想い」を伝え合い、次につながる関係を育むことを目的としています。こうした交流を通じて、寄付者が地域のことをもっと好きになり、継続的に応援いただける関係づくりを目指しています。

――「第11回ふるさとチョイス大感謝祭」のイチオシ、目玉となるものを教えてください。
過去最多の自治体数という点に加え、地域の特産品の試食・試飲や体験など、地域の魅力を五感で体験できるコンテンツが充実しています。
来場者向けの企画として、抽選で地域産品が当たるスタンプラリーや、自治体との交流を促すクイズカードなどをご用意しています。ステージイベントでは、各自治体が地域の魅力を紹介する「未来につなぎたい!まちのすごいところベスト3」や、自治体職員や地域の学生が登壇し、これまでの挑戦や今後の目標を語る「ふるさとネクストジェネレーショントーク」、全国各地のご当地キャラクターが集結する「ご当地キャラキメポーズSHOW」などを予定しています。
世代を問わず楽しみながら地域を知ることができるプログラムを通じて、来場者が地域に親しみを持てる機会をつくります。
――過去最多163の自治体が集結する大規模なイベントですが、このイベント開催に向けて、苦労した点があれば、それをどうクリアしたかとあわせて教えてください。
昨年までで全10回開催し、11回目となる今回、次の10年に向けての1回目としてどういったテーマで開催するのがいいか運営企画チームで議論を重ねました。いくつもの方向性と何十もの案の中から、参加する自治体、地域の皆さん、来場者、そして運営主体のトラストバンクスタッフみんなが共有できるものがいいと考えました。目指したいものとしてお互いに地域に対しての想いを伝え合い、知るきっかけをつくることで関係を深め、その先の未来につながっていってほしいという思いから「つたえる想い、つながる未来」というテーマに行き着くことができました。このテーマを体現できるようなイベントにしてまいります。
今回、過去最大の出展自治体数となり、大変ありがたくも会場のスペースには限りのある中、盛り上がりと混雑のバランス、対応についてどう整理、管理すればいいかみんなでアイデアを出し合い議論を重ねてきました。個々のブースでの待機列の対応、会場のスペース配置、管理などどういったルールを作れば円滑に運営ができるか、一つの正しい正解を出すのは難しい部分もありますが多くの自治体、来場者の皆様に満足してもらえるよう準備期間、そして当日も含めて対応を進めていきたいと考えております。
個々の自治体ブースでいろいろな地域の魅力を伝えてもらい、来場者とのコミュニケーションをとってもらいますが、イベント全体の企画として、より地域のことや日頃の寄付や応援がどのように地域に役立ち、貢献しているかということを知ったり、感じてもらうための企画もそれぞれの担当が検討を重ね、周りもアイデアを出し合い準備しています。スタンプラリーでいろいろな地域のブースやエリアを回ることを楽しんでもらったり、ステージ企画では自治体の担当者や事業者が地域の魅力を発信したり、ご当地キャラが登壇するイベントを企画したりしています。またなかなか知らない地域のブースで会話を始めるきっかけが欲しいというようなお声からクイズカードとして、その地域の会話を始められるようなツールも用意しています。出展自治体さんはブース運営も忙しい中でも来場者に楽しんでいただいたり、イベントが盛り上がるようご協力をいただきながら進めています。
――本イベントを通して、来場者にどのようなことを伝えたいですか?
本イベントを通じてお伝えしたいのは、ふるさと納税が「お礼の品を受け取るだけの制度」ではなく、応援したい地域に直接寄付を届け、その寄付金が具体的に地域の取り組みに活かされる仕組みだということです。会場では、生産者や自治体の担当者から直接話を聞いたり、寄付金の使い道を知ったりすることで、「自分の寄付が地域の子どもたちの教育や伝統文化の継承、防災やまちづくりなど、さまざまな未来づくりに役立っている」という実感を持っていただけるはずです。
全国から160以上の地域が集結し、食・文化・人に一度に出会えるのは年に一度の特別な機会です。ご家族やご友人と一緒に、地域の味を堪能し、職員や生産者との会話を楽しみながら、「ふるさと納税ってこんなにおもしろく、地域とつながれるものなんだ」と感じていただければうれしいです。
第11回のテーマは「つたえる想い、つながる未来」。地域で頑張る人と、それを応援する人が感謝や想いを伝え合う2日間です。そこで生まれた出会いやつながりが、この先も続いていくことを願っています。皆さまのご来場を心よりお待ちしています。

全国160以上の自治体が一挙に集結する「ふるさとチョイス大感謝祭」に訪れて、新たな地域の魅力を発見しよう!
文=長谷川明莉
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