
加藤清史郎が主演を務める「君が死刑になる前に」(毎週木曜夜11:59-0:54、読売テレビ・日本テレビ系/Lemino・Huluほかにて配信)の第3話が4月16日に放送された。教師連続殺人事件の真相を追う琥太郎(加藤)たち。そんな中、隼人(鈴木仁)の“うそ”が発覚した。(以下、ネタバレを含みます)
■タイムスリップした主人公が連続殺人の真相を追う
本作は、現在と過去を舞台に、事件の真相を追う完全オリジナルの本格サスペンス。
教師連続殺害事件の犯人として死刑が執行された大隈汐梨(唐田えりか)。時を同じくして、坂部琥太郎(加藤)は大学時代の映画サークル仲間である馬渕隼人(鈴木仁)、月島凛(与田祐希)とともに7年前の2019年にタイムスリップ。そこで、逃亡中の指名手配犯である汐梨と出会う。琥太郎たちは、「私は殺していません」と言う汐梨に疑念の目を向けながらも、事件の真相を追い始める。
ほか、事件を追う2人組の刑事、伊藤剛役を内博貴、深沢心太役をニシダ・コウキ(ラランド)、琥太郎たちが通うことになるカフェ“カルムス”の店長・長峰洋子役を内田慈、看板娘の一条凪音役を伊礼姫奈が務める。
■第2、第3の事件で汐梨のアリバイがないことを凛が知る
琥太郎たちは、もといた時代の記憶を頼りにして、5人の教師が命を落とすことになる教師連続殺害事件を食い止めるべき動くが、第3の事件が起きてしまう。被害者は元教師で、ムササビ運送で働く宮地(伊島空)。彼はすでに起きた2つの事件現場で不審な動きが目撃されていた人物だった。
事件の真相に迫る手掛かりを失ってしまった琥太郎たち。そのとき汐梨は行方をくらましており、隼人はつい「またあの人がいないときに…」とつぶやく。すると「またってどういうことですか?」と凛が詰め寄る。隼人は、凛の恩師が殺された第2の事件が起きた際も汐梨のアリバイがなかったことを明かした。
凛は汐梨が犯人だと主張し、この事件に関わることをやめて、元の時代に戻ることだけを考えるべきと訴える。だが、かつて誰にも信じてもらえなかった経験がある琥太郎は、「この目で、この事件の真相を確かめるまでは、俺は彼女を信じたい」と話す。隼人も、元の時代の汐梨は死刑になるまで黙秘を続けていたことから、「俺らにそれを究明するチャンスがあるんだったら、俺はまだ取材を続けたい」と告げた。
■隼人が単独行動した理由とは?
琥太郎が聞き込みをすると、最近の宮地は金回りがよかったことと、町長とつながりがあったという証言がとれた。その町長は、元の時代で役所勤めをしている凛によると、凛が入職した翌月に不倫がバレて辞職した人物だという。
琥太郎は雑誌の記者と偽って、町長の相良(小林きな子)を直撃。相良の不倫を知った宮地は金を脅し取っていたのだった。
そこで隼人が、「例えば」として、汐梨が宮地に第1と第2の事件の犯行の決定的な証拠を握られていた可能性を口にする。自分たちを宮地の居場所をつかむために利用したのではないかというのだ。
再び凛が、危険だとして事件に関わらないように提案すると、隼人も同意した。しかし、隼人は買い出しに行くと言って、実際は宮地のアパートへ。忍び込んで部屋の中を撮影していると、刑事の伊藤に見つかって慌てて逃げ出した。
なかなか戻ってこない隼人を心配した琥太郎と凛が車でかけつけ、隼人は伊藤から逃げ切った。「どうしても、この事件の犯人をカメラに収めたいんだ」。世界中を飛び回るカメラマンだというのはうそで、実際はゴシップ専門の仕事をしている隼人は、「もっと社会にとって意義のある仕事がしたい」と思っていたのだ。
■警察に通報すると言う凛を琥太郎が止める
そんなところに汐梨が帰ってきた。汐梨は警察の目があって、なかなか戻れなかったと言うが、凛は宮地の殺害現場近くを歩いていた証拠映像があると告げる。言い淀んだあとに、「私は…私は何も知りません」と絞り出した汐梨。凛は警察に通報しようとするが、琥太郎がそれを止める。
凛に汐梨を見ているように頼んだ琥太郎は、隼人が撮影した映像に映っていた宮地の部屋に貼られていたライブのポスターが気になり、確認することに。すると、死亡推定時刻となる時間帯に宮地がライブ会場にいたことが分かった。
一方、凛と汐梨が残った別荘には、伊藤と深沢がやって来る。事件現場周辺で目撃された車が別荘に停められているものだと突き止めたのだ。琥太郎から連絡を受けていた凛は、機転を利かせて切り抜ける。
前回の琥太郎に続いて、隼人も事件の真相を追う理由が描かれた。隼人が買い出しに行くとして別荘を出た時の、何をしようとしているのか分からない、怪しそうな演出にはドキッとさせられた。そういったサスペンスとしての演出が随所に光る。
SNSには「色々と伏線が張られてきて楽しくなってきた」「なんかみんな怪しく見えてきた」「警察内部にも犯人いる?」などの声が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

