
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第15回が4月17日に放送。身分を偽り鹿鳴館で働く直美(上坂)の嘘を見抜いた捨松(多部未華子)が、自らの壮絶な過去と信念を語る様子が描かれ、大きな反響を呼んでいる。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■捨松が語る凄惨な過去と“鹿鳴館の華”として生きる真意
鹿鳴館に集まった婦人たちに対し、「困った人のために働くことこそが、国の真の進化に必要」と説く捨松。しかし、バザーか炊き出しかを問う彼女に対し、婦人たちの反応は鈍い。
そんな中、捨松は直美を呼び止め、「皆に同じ話をしておかないと、のちのち辻褄が合いませんよ」と、直美の嘘に気付いていることを伝える。その上で、捨松は直美に炊き出しの手伝いを命じ、自身の過去を語り始める。
9歳の頃、会津での籠城戦で凄惨な光景を目の当たりにしたこと。戦いに敗れ、飢えに苦しむ中で食べたおにぎりの温かさが忘れられないこと。その経験から、米国で学んだ、困っている人に手を差し伸べる行いを日本で実現したいと願う捨松。「わたしにとっての結婚はGoalではなくMy life。私の人生を生きるための手段。年の離れた陸軍大臣の夫はこれ以上ないほど私の人生のサポートになってるわ」と微笑み、「幸運を祈るわ。あなたの人生にとっての」と直美の背中を押した。
■母・美津の“姫君パワー”でりんの暮らしが軌道に乗り始める
一方、美津(水野美紀)の力で、りん(見上)たちの暮らす長屋には近所のマツ(丸山礼)たちが集結。家の片づけを手伝ってもらい、暮らしも軌道に乗り始めていた。
さらに美津は、店主・卯三郎(坂東彌十郎)の許可を得て、琴の指南を始めることにしたと話す。他界した父・信右衛門(北村一輝)が「生まれながらの姫君」と言っていた通り、周囲を自分のペースに巻き込んでいく美津の強さが描かれたが、その一方で、りんの家を遠巻きにうかがう不審な男たちの姿があり、不穏な空気が漂い始める。

■小日向の不器用な優しさ…直美は身分を偽りながら交際をスタート
小日向(藤原季節)から交際を申し込まれていた直美は、自身の家柄や経歴を誠実に打ち明ける彼の姿に、改めて身分の差を痛感していた。
2人で歩いていると、財布をすって逃げてくる子供にぶつかる。咄嗟の機転で子供を逃がす小日向。その優しさに胸を打たれた直美は、ついに交際を承諾する。
しかし、後日向かった炊き出しの現場で、直美は教会の吉江(原田泰造)の姿を発見。ドレス姿を見られまいと身を隠そうとした瞬間、りんから声を掛けられてしまう。

■捨松が語る信念に「憧れの女性像」と感銘の声 直美の交際には不安の声も
捨松が自身の壮絶な過去と信念を明かした今回。SNSでは「信念と行動力がかっこいい!憧れの女性像」「捨松さんの器の大きさに痺れた」「容姿だけでなく考え方も素敵。直美ちゃんに良い影響を与えてほしい」と感銘の声が集まった。
一方で、嘘を抱えたまま小日向の告白を受け入れた直美に対しては、「小日向さんの誠実さを思うと、早く本当のことを言ってほしい」「バレた時のショックを考えると怖すぎる」「嘘を重ねるほど取り返しがつかなくなるのでは」と、今後の展開を危惧する不安の声も相次いでいる。


