彼が抱く結婚へのトラウマ
彼も私に好意を抱いてくれているよう。「このまま結婚までスムーズにいけるかも」と心躍らせていましたが、結婚となると話は別でした。
というのも、彼はバツイチ。彼は私と出会う約2年前に前嫁と離婚。前嫁とは交際期間が6年あったそうです。結婚してから前嫁の実家の近くに引っ越したそうなのですが、地元に戻ったとたん、なぜか前嫁が激変。夫婦関係がこじれて、1年で離婚してしまったとのこと。
彼にはそのときのトラウマが強く残っていたようで、結婚を見据えた話となるとうまく話を逸らされていました。
私は「次に付き合うなら結婚相手」と考えていたこともあり、もう不毛な恋愛はしたくないと思っていたため、めげずに彼に同棲・結婚のアプローチを続けたのです。
そしてアプローチを続けること1年。何とか彼を説得し、結婚を見据えて同棲をすることになったのです。
夫の実家の近くへの移住?!
将来の話をしたとき、彼は「自分の実家の近くで暮らしたい」と言っていました。今はお互い都内に住んでいますが、もう少ししたら、働きたいと思っていたホテルが、実家のある県にできる予定なので、オープンスタッフとして働きたいとのこと。
私は彼の地元に移り住むのは賛成でしたが、子どものことも考えていたため、「初めての出産は里帰りをしたいな」「子どもを作るタイミングや今の仕事を辞めるタイミングを考えなきゃ」と、何回も話し合いました。
それから、お互いの両親に同棲の挨拶をしたのち、「今のタイミングから始めたほうがいいだろう」と、妊活を始めることに。このとき、「授からなくても、○月には結婚しよう」と2人で決めていましたが、うれしいことに偶然にも始めたその月に授かることができたのです。
結果的に、交際1年で授かり婚となりました。今は結婚して1年ですが、夫と出会って結婚ができ、心からよかったと思っています。子どもも生まれ、夫の実家近くに引っ越すことになりますが、「この人とは何があっても大丈夫」という根拠のない自信があります。これからもその気持ちを大事にして夫との結婚生活を楽しんでいきます。
著者:鈴木りおな/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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