
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。
今回は竹書房にて『朱色のステラ 伊達朱里紗』を連載していた笹倉綾人さんに注目し、現在カドコミで連載中の『三原ソフィアは怖ガール』(監修:幣束)をご紹介しよう。
同作は、和風ホラーやゲームの影響から日本のあらゆるものに怖がってしまう帰国子女を描いたラブコメディ。以前『三原ソフィアは怖ガール』の公式X(旧Twitter)に第7話がポストされると、2000以上の「いいね」が寄せられている。そこで漫画担当の笹倉綾人さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■“彼氏とのクリスマスの過ごし方”が気になるブラジルの帰国子女

ブラジルからやってきた帰国子女・ソフィアと、クラスメイトの友人たちは冬期補習前半戦の打ち上げを行っていた。友人のサヤは、クリスマスに彼氏から手作りのマフラーをもらったと誇らしげに話す。
サヤは、来年も彼氏とファストフード店でチキンやケーキを食べると誓うと、ソフィアはいきなり震えて動揺する。ソフィアが「ステキな話だなぁと思いつつも気になることがありまして…」と友人たちに話すと…。
読者からは「ブラジルとの文化の違いって面白い!」「日本の文化に興味津々なソフィアが可愛い」などの声が寄せられている。
■「日本の愛らしい風習を現代の人たちにもお伝えできたら」と話す笹倉綾人さん

――『三原ソフィアは怖ガール』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
今、民俗学に惹かれる日本人がとても多いと感じます。それは先人の偉大なる研究の功績であると同時に、目まぐるしく変わりゆく現代人から見ても共感しうる不変ないにしえの祈りの形に、どうしようもなく惹かれる人々が大勢いるのだと思っています。私と、共に漫画づくりをしてきた編集もその多くのうちの一人です。その純粋な興味を自分たちらしい表現で漫画にしたいと思いました。
――同作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
見て欲しいポイントというのは特にありませんが、ゆる~く自然体なギャルちゃんたちと、実際カフェでお話しているような気持ちで読んでいただけたらなと思って描きました。
――同作ではブラジルのたくさんのご馳走が紹介されますが、このなかで食べたことがあるもの、もしくは食べてみたいものはありますか?
仲の良いブラジル人の友人が居りまして、ブラジルのことは彼から色々教わっていますが、彼は毎週のように家族や友人たちとバーベキューをされているようで。送られてくるお料理の写真を見ては「羨ましい!」と打ち震えるている身としますと、やはり本場のシュラスコを食べてみたいと思います!
――今後の展望や目標をお教えください。
日本の俗信は本当に多種多様ですが、中には現代日本人から見ても心ときめくような愛らしい風習があったりします(針供養などはユーモラスな優しさを感じて好きです)。そのような素敵なものを現代の人たちにもお伝えできたらな、と思います。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
『三原ソフィアは怖ガール』を読んでくださっている読者の皆様、本当にありがとうございます!この漫画を読んで、普段何気なく見かけていた道端のあれやこれが、実は古くから人々に寄り添っていたものだったと感じてくださることがあったら、これ以上の喜びはありません。ソフィアと慧悟の今後の関係性も見守ってくださると嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

