
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、大塚志郎さんの書籍「マンガでわかる!死亡ピンチからの生還図鑑 地震を生きのびろ!」(宝島社刊)をご紹介。
本作はと危険を引き寄せる少年による、日常に起こる”死亡ピンチ”の回避を目的としたフィクション漫画。シリーズ3作目の本作では”地震”をテーマに描いている。
作者である大塚さんが3月4日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4,800件を超える「いいね」が寄せられた。本記事では大塚さんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
■地震から1週間、避難生活での車中泊で起こりやすい”病気”とは…
ひなん生活では就寝時にテント泊か車中泊となる。地震から1週間、荒れた室内のため被災した家族はテント泊をしていた。本エピソードではテント泊による盗難などの被害の予防方法を解説、そしてもうひとつの就寝方法・車中泊で発症リスクが高まる”病気”についても解説している。
本作には「知らない知識が多く、もし自分が被災した時にやってはいけないことととして覚えておこう」「予習復習になると思う」などの感想が寄せられている。
■『かなりの危険は「知り」「対策」することで予防できることを知ってほしい』作者・大塚志郎さんが作品に込めた思いとは…

――「生還図鑑」シリーズを漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。
TVのニュースなどで毎年子供の交通事故や水難事故を見るたびに、なんとか防げないものかと考えておりました。国土交通省や海上保安庁などの注意喚起はとても正確で正しいのですが、難しくて子供には読みづらいので広がりづらいと感じました。なので漫画で砕けた表現にし面白さを増しつつ注意喚起を入れれば、もっとたくさんの子供や親に広くに伝わるんじゃないかと思い立ちました。
さいわい当時から自分はSNSへの漫画の投稿はしておりまして、SNSは多くの人に見てもらうには最適な場所なので子供に向けた注意喚起をテーマに漫画を描けば広く子供や親御さんに伝わるんじゃないかと思いました。それがシリーズ化のきっかけです。おかげさまでたくさんの人に見ていただいております。
――「生還図鑑」シリーズは今回で3作目ですが、地震をテーマにした「生還図鑑」を制作されたきっかけや理由があればお教えください。
日本は地震大国でしょっちゅう起きています。その中でも東日本大震災は未曾有の大災害で特に津波はとんでもない被害と混乱、悲しみを生みました。しかし徐々にあの出来事が風化されていってると感じていたので、すぐにでも描かねばとずっと描く機会をうかがっておりました。今回機会に恵まれ地震をテーマに描かせていただきました。
――本作「車中泊で起こりやすい危険な病気と予防方法」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
エコノミー症候群は予防可能なので是非知ってほしい。これもそうですが、かなりの危険は「知り」「対策」することで予防できることを知ってほしいです。そして座りっぱなしのデスクワークなどでも起こる現代病。災害時以外の日常でもそういう危険はあるので、その点も知ってほしいです。
――書籍「マンガでわかる!死亡ピンチからの生還図鑑 地震を生きのびろ!」の中で特に印象に残っているエピソードがあれば、理由と共にお教えください。
さまざまな書籍や情報を集めていって見つけたんですが、災害時に被災された多くの人はご近所さんに助けられたという話がありましてそれがとても印象に残りました。二次災害の可能性もある中、たくさんの人が無我夢中で助けたんだなあと。追い込まれた中でもたくさんの人が他人を助けたっていう事実に胸が熱くなり、人も捨てたもんじゃないな、まだまだ人間はやれるぞって気持ちになりました。
――今後の展望や目標をお教えください。
引き続きシリーズを出していきたいです。近々ではクマ被害問題、あと誘拐や行方不明というのも扱いたいかなと。危険やその予防法は限りなくありますので、引き続き描いていきたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
殺伐としたニュースが多いけど、目立ちづらいですがたくさんの希望があるのでそれらを見つけて漫画で広めていきたいです。危機回避方法は知っていれば回避できるケースがかなりありますので、是非引き続きご覧ください。またいいねやRPで拡散していただいたり、漫画なども他の人に勧めていただければ今後も活動を続けられますので、是非応援よろしくお願いいたします!

