妊娠中に職場で体験した出来事です。当時はつわりがひどく、2カ月ほど休職したあと、ようやく職場に復帰しました。女性が多い職場だったこともあり、体調を気遣ってもらったり、やさしく声をかけてもらったりと、周囲の理解には本当に感謝していました。そんなある日——。
「全部ひとりでやってね」会話を聞いていた上司が…
先輩の女性から「この場所の掃除、全部ひとりでやっておいてね。それと、これもお願い」と、床掃除と大きな荷物の移動を頼まれたのです。そのとき、会話を聞いていた上司が「ちょっとあなた」と声をかけてくれました。そして「妊婦さんが重い荷物を持つのは危ないし、しゃがむのもしんどいことがあるから、みんなで協力できるといいよね。危ない作業は私が代わります」と言ってくださったのです。
すると他の人たちも「そうだよね。助け合いだよね」と言ってくださり、それ以来、何か作業をしようとするとすぐに手を貸してくれるようになりました。産休に入るまでみんなのやさしさに支えられ、とても感謝しています。
仕事を任せてきた女性も、上司の言葉でハッとしたようで、「ごめんね」と謝ってくれました。そして、その日をきっかけにとても協力的に接してくれるように。上司が率先して声をかけてくれたおかげで、本当に働きやすい職場環境になりました。
妊婦だからといって何でも頼るのではなく、自分でできることはしっかりこなし、助けてもらったときには感謝の気持ちを忘れずに伝える——その大切さを改めて感じた体験でした。
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妊娠中は重いものを持つと腹圧がかかり、子宮が収縮しておなかの張りを感じたり、出血したりしてしまう場合があります。どれぐらいの重さを「重い」と考えるかは、妊婦さんの筋力や体力などによって変わりますが、力を入れて頑張らなければ持ち上げられないような物は持たないようにしましょう。妊娠中は無理をせず、からだに負担がかからない生活を心がけたいですね。
監修:関根直子(助産師)
著者:渡辺さやか/30代 女性・会社員。もうすぐ1歳になる男の子を育てる母。趣味はお菓子作り。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者:助産師 関根直子筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。

