
ミュージカル『新テニスの王子様』、舞台『刀剣乱舞』、『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』など、大人気2.5次元舞台シリーズで活躍し、「SASUKE」2ndステージ進出の高い身体能力でも知られる俳優・梶田拓希の初となる写真集が、4月17日に発売された。発売にあたり、写真集の撮影秘話や作品に込めた思いを聞いた。
■自転車で海に突っ込むプランもあった
——今作はファースト写真集となりますが、刊行が決まったときのお気持ちを教えてください。
最初、マネージャーさんにドッキリみたいな感じで教えてもらって。FC配信の後、色々情報を伝えてもらってるときにサプライズで「出すことになりました」って。唖然というか、驚きと喜びと両方でしたね。びっくりしました。
——今までご自身でどなたかの写真集を購入された経験はありますか?
「あくねこ」(Butlers' 歌劇『悪魔執事と黒い猫』)のときに、共演している松島勇之介くんの写真集を書店で見つけて「勇之介くんの写真集じゃん!」って買って、本人に見せに行ったのが初めて買った写真集です。稽古場で「かっこいいな」って言いながら皆で見てました。
——ご自分が写真集を出すならこうしたい!というイメージはありましたか?
勇之介くんの写真集にすごく素敵なカットがあったんです。真っ白の衣装に、自然の中の泥を自分で塗っていってて。そういう風に、なんて言うんだろう…ちょっと言葉が届いてくるような写真っていいなと思って。ただ綺麗なものを届けるよりも、テーマを持って作った方がいいなって思いました。
——今回の写真集の「役者を目指す前の自分と、今の自分」というテーマ設定にも繋がっていますか?
はい。今回自然の中で撮影したカットが役者を目指す前の自分で、スタジオで撮影したカットが役者になった自分というイメージです。ロケの方では、これまでの自分との決別をイメージして、当初は自転車で海に突っ込むっていうプランがあって。なかなか無謀なことを考えて、ちょっと天候などの都合で実現できなかったんですけど、でも、テーマはすごく伝わるものになったかなと思っております。
——写真を撮られる時に、被写体として意識していたことはありますか?
できるだけ違う絵を届けることと、カメラマンさんに合わせること。カメラマンさんが自分でこういうカットを撮りたいっていう方だったら、言われた通りに動くんですが、今回のカメラマンさんは、「どんどん表現しちゃってよ!」みたいなタイプだったので、その思いを汲み取って、カメラマンさんと心通わせながら表現していくっていうことを心がけてました。
——心が通ったなと思うカットはありましたか?
カメラマンさんがすごく身を乗り出して撮ってくれて、足場がちょっと危ういところで撮ってるときに、のめりこみすぎて落ちそうになるくらいで。2人の息が合ったんだと思ってうれしかったですね。
■「希望がさらに輝くように」と思いを込めた1冊

——本作のタイトルはご自身で決められた「希耀」。このタイトルに込めた思いを詳しく教えてください。
はい。自分の名前である「拓希」の“希”をとって、強く輝くという意味の“耀”と合わせました。耀という字は本当に強い光。僕は今までの人生もすごく良かったと思っているし、自分が今生きてるこの時間は本当に一度きりだから、今を楽しむしかないと思っていて。自分が好きなことをできているこの仕事は人生の希望なので、この希望がさらに輝くようにという思いを込めました。
写真集の撮影の中でも、太陽の光がすごく印象に残っていて。予報では完全に曇りで、なんなら雨と聞いていたところで、雲の隙間から出るはずがない朝日が出てきた時とか。そういう点からも、光というものが今回の写真集と関係が深いと思ったので、タイトルにしました。
——今回の写真集を購入される方、ファンの皆様には、どんな思いを受け取ってほしいですか。
この写真集がお守りになるというか、手にとってくれた方たちにとっての希望の光であればいいなと思います。
——最後に、今回の写真集は過去と現在を写したテーマ設定でしたが、梶田さんとしてはこの先の未来はどうなっていきたいですか。
この世界で骨を埋めることができたら。
——ずっと俳優を続けていきたい。
続けていきたいし、やっぱりやるんだったら1番を狙いに行きたい。役者として、賞とか何か1つそういうものを得られたらいいなと思います。あと、特撮に出たいです!
■撮影/はぎひさこ
スタイリスト/MASAYA(PLY)
ヘアメイク/望月光(LEIMAY)

