
駅員経験をもとにリアルな日常を描く漫画家・ザバック(@theback_blog)さん。駅員を主人公にした作品は、現場ならではの“あるある”とユーモアが絶妙に交差する人気シリーズだ。今回紹介するのは、「100日後にやめる契約駅員さん」の中でも、思わず「いや気づいて…!」とツッコミたくなる改札トラブルの一幕である。
■改札で止まる違和感の正体



勤務中のペン助は、いつものように「ご乗車ありがとうございます」と改札で声をかけていた。すると一人の客が立ち止まり、カバンをそのままICカードの読み取り位置に置く。「……あれ?」通れない。もう一度置く。それでも反応はない。客の表情にじわじわと焦りがにじみ始める——この時点で、何かがおかしい。
■「反応しろやぁ!!」突然の爆発
次の瞬間、客はカバンを持ち上げて叫ぶ。「反応しろやぁ!!」その怒りは完全に改札機へ向いていた。しかし原因はシンプルすぎた。IC系カードはカバンの底に入ったまま。つまり“届いていない”。それでも本人は気づかず、機械にキレる——このズレこそが、現場で実際に起きているリアルでもある。
■「男女問わずいる」駅員の本音
こうした客についてザバックさんは、「このようなお客さんは、男女問わずいる気がします。それで改札が通ればいいですが(笑)。あとICチップが壊れないか心配です…」と語る。日常の中に潜む小さな勘違いだが、現場では決して珍しくない光景なのだという。
■リアルだからこそ笑える“ズレ”
本作の魅力は、ただのギャグでは終わらない“現実感”にある。誰もが一度はやりかねないミス、それに気づかないまま怒りだけが先行する瞬間——その微妙なズレを切り取ることで、思わず笑ってしまう共感が生まれる。改札を通るその一瞬にも、こんなドラマが潜んでいるのかもしれない。
取材協力:ザバック(@theback_blog)
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