義両親にとっては義姉の子どもたちが初孫で、誕生日プレゼントや学習机まで買ってあげるほどのかわいがりよう。一方、私の3人の子どもたちは誕生日すら覚えてもらえず、長男の嫁である私もずっと他人扱いをされてきました。そんな義両親との関係を決定的に感じたのは、義父の葬儀後の食事会でのことだったのです……。
義実家で他人扱いされた13年間
夫の姉は早くにできちゃった結婚をして、2人の子どもをもうけました。義両親にとっては初孫ということもあり、誕生日にはプレゼント、小学校に上がるときには2人分の学習机も買ってあげていたようです。
一方、私には3人の子どもがいますが、誕生日を覚えてもらえたことは一度もありません。お祝いごとで何かをいただいたことも、これまでありませんでした。
義父が亡くなったときのことは、今でも強く印象に残っています。葬儀の準備の話し合いに私が呼ばれることはなく、何を決めるにも、完全に蚊帳の外でした。「長男の嫁なのに、他人扱いなんだな」と、そのときに感じたのを覚えています。
葬儀が終わったあと、親族で食事をする場が設けられました。みなさんは大広間に集まって食卓を囲んでいましたが、私と当時8歳、6歳、2歳だった3人の子どもたちだけは別室に用意され、4人でひっそりと食べることになりました。子どもたちに「どうして私たちだけ別のお部屋なの?」と聞かれたらどう答えようかと、ずっと気まずい思いをしていました。
あれから13年が経ちます。それでも、ふとした瞬間にあのときのことを思い出すと、今も嫌な気持ちがよみがえってきます。何よりがっかりしているのは、夫がこの件をなんとも思っていないことです。夫は自分の目の前で私が義母から別室と言われているのに、何も言いませんでした。「そういうものだから」と受け流されてしまうたびに、分かってもらえない寂しさが残ります。
私なりに、長男の嫁として精一杯やってきたつもりでした。それでも義両親にとっては、息子の子どもより、娘である義姉の子どものほうがかわいかったのだろうと思います。最初に生まれた孫というのは、やはり特別なのかもしれません。
ただ、その甥っ子や姪っ子たちも大きくなるにつれ、義実家にはすっかり寄りつかなくなりました。あれだけかわいがっていたのに、今となっては誰も顔を出さない。その様子を見ていると、複雑な気持ちになります。
過去の寂しかった出来事を完全に忘れることはできませんが、相手に期待するよりも、私自身が子どもたちと過ごす時間を一番に考えようと決めています。無理にいい嫁でいようとせず、自分たち家族の幸せに目を向けることで、ようやく心の整理がつき、肩の力が抜けたように感じています。
著者:小島ここ/40代女性/結婚21年。21歳、19歳、15歳の3人の子を持つ主婦
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)

