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「終活」という名のパシリ!?  運転できない私に代わり、関東から姉を召還。銀行窓口で待っていた、母の呑気すぎる結末<前編>

「終活」という名のパシリ!? 運転できない私に代わり、関東から姉を召還。銀行窓口で待っていた、母の呑気すぎる結末<前編>

「80歳の母が突然始めた終活。定期預金を解約したいため、隣の市にある銀行への付き添いを頼まれました。しかし、私は少し前に目の手術をしたばかりで運転ができません。そこで、遠方に住む姉をわざわざ呼び寄せることになったのですが...」
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■アクティブな母が突然口にした「終活」
私は地方に住む55歳の専業主婦です。
2年前のとある夏の日のことでした。
80歳の私の実母が、どうしても隣の市にある大手銀行に行きたいと言いだしました。
その銀行は私たちが住んでいる市にはありません。
父が他界してから、母の預貯金などは母が自分で管理していたので、私は母がどこの銀行にどれくらいの預金や財産を所有しているかなど知る由もありません。
「は? 今ナニ銀行って言った?」
私は思わず聞き返してしまいました。
すると母はもう一度その銀行の名前を言いながら、定期預金の通帳を持ってきています。
「昔の友人の付き合いで無理やり作らされたのよ。私ももういい年だしそろそろ終活でも始めようと思って、タンスを整理してたらこの通帳が出てきたの。見たら結構貯まってたのよね。解約して全部下ろそうかと思ったんだけど、この銀行、この近くにはないよね? 遠くて1人では行けないから...」
要は私の車で連れていって欲しいということでした。
いつもは1人で自由気ままに車で出歩き、免許返納を勧めてもどこ吹く風で、友人も多く趣味も多彩な母が突然「終活」を語り始めたことに、私は少し動揺しました。
頭の中ではいつも、母に万が一のことがあったらどうしようとか、将来的に自立が困難になったら施設入所も考えなくては...。
そうしたことをじっくりと、腰を据えて話し合わなくてはならないと思っていた私。
それだけに、終活というワードが突然母の口から飛び出してきたので、一気に現実味を帯び、一瞬焦りを感じると同時に切ない気持ちが湧き上がってきてしまいました。


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