――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。
(写真:千葉N子)
友達からもらった1冊の小説
皆さん、読書していますか? ワタクシ、一応、本業は物書きの端くれなんですが、ここ数年、読書していなかったんですよね……てへへ。
摂取するものといえば、漫画、ドラマなど、ボーっと見ていてもお話がわかるものばかり。
仕事が終わると、ボーっと何も考えずにエンタメを消費したい……と、そう思うようになってしまったのです。
本を買うとしても電子書籍で、「いつでも読める」と思っているうちに忘れてしまってばかりでした。
そんなある日、友達から1冊の小説をもらいました。
その日から時間を見つけて読むようになったのですが、紙の本ってなんて素晴らしいんだ! と目からうろこがポロポロ。目に優しくて読みやすいし、どのくらい読んだのか一目でわかって「私読んでる感」がすごい!
そして、極めつけに、カフェで本を読んでいたら、夫の知り合いに「知的で素敵ですね」と言われたのです!オーッホッホッホ!!
読んでいたのは、残虐なホラー小説でしたけどね!!
本の文鎮、3299円?
気を良くした私は、本格的に本を読むために本の栞を買おうと思いました。
Amazonを開き、調べていくと、「文字の栞」なるものを発見。写真を見ていただければわかるのですが、文字がデザインになっているのです。
私が心惹かれたのは「ここまで読んだ」という栞。いいじゃないか。「ここまで読んだ」。一目でここまで読んだのがわかるっちゅーもんよ。
そのとき、私はふと気づきました。
「本の栞」を一生懸命見ていたせいか、いつの間にか本を読むための便利アイテムが関連アイテムとしてずらずらと出てきていたのです。
(へえ~~? 文鎮……?)
目に留まったのは、金色の文鎮。本の上に置いて読むんだそうな。
レビューも「これを知った後ではもう前の自分には戻れない」と書いていたりして、なんかすごいいいもののようだ……。
でも、本の文鎮、3299円って高すぎんかね。

