■昼間に倒れて、そのまま…。お別れする間もなく、途方に暮れた家族のそばに「じいさま」現る!?


仕事中に倒れて、そのまま他界した、じいさま。亡くなったあとも、じいさまのものはそこここにあって「じいさまが亡くなってからは毎日毎日泣いていました」と、当時を振り返る。「日々が過ぎ、いまはだいぶ気持ちも落ちついてきましたが、時々なにかの拍子にダムが決壊したみたく涙がとまらないときがあります。でも、じいさまとの楽しかった話を笑って話せるようにもなってきました」と、タイツキコさんは話す。


不思議な出来事は、ばあさまの言葉が始まりだった。毎日12時半から1時の決まった時間に音がするという。初めは「木が乾燥して鳴る音」かと思っていたが、ばあさまが布団に入ると音が鳴る。しかも、かなりにぎやかで、まるでお祭り騒ぎ。ばあさまは、おかげで寝不足だという。話を聞くと「ラップ音」に違いないと思ったタイツキコさん。まだ、お骨納めをしていなかったときのことだ。



日に日にうるさくなるラップ音に耐え兼ねたばあさまは「もういい加減にしてよ!」と怒鳴った。以降、音は鳴らなくなった。タイツキコさんは話を聞いて「あの世とこの世で夫婦喧嘩してる」と思い、お仏壇に向かって「ばあさまがさみしがってるよ。また出てきてあげて」と話しかけた。すると、また音が鳴るようになったという。



亡くなったあともラップ音があったり、何かとじいさまの存在を感じる日々を過ごしているとタイツキコさん。「じいさま(私の父)が近くにきてくれてるんだなと嬉しくなりました。あのラップ音からα波が出てたのか、めちゃくちゃ心地よくて朝まで爆睡してしまいました。まるで子守唄のようなラップ音でした」霊的現象に恐れることはなく、むしろ安心して爆睡できたという。


「じいさまは、おじさんだけど女子力が高くて、度々漫画にも登場していて、【女子力の高いじいさま】としてフォロワーさんたちにも親しんでいただいてました。なので、じいさまが亡くなってからのエピソードもたくさんコメントをいただき、みなさんがじいさまのことを忘れないでいてくれてたのが伝わってきて、すごく嬉しかったです」SNSでも人気だったじいさまは、「いつもここにいるよ」と家族を喜ばせているようで、「じいさまは本当に家族のことが大好きで大好きで仕方ないって感じですね」「姿が見えないだけでちゃんとそばにいてくれて皆さんを見守っててくれてる」などのコメントが届いた。


タイツキコさんは現在、「kodomoe web(白泉社)で『ご奉仕戦隊★PTA』という漫画を連載しています。私自身のPTA役員の経験をベースにしていて、はじめてのフィクション漫画になります。他にも、kodomoe webでは旧ペンネームのサヤカワサヤコ名義で『アラフォーママが沼に落ちたらこうなった』『アウトドア男とインドア女が結婚したらこうなった』などの過去連載作品もあるので、読んでいただけたらうれしいです。Instagramでは、ちょっと一息つきながら読んでいただけるような“お茶請けエッセイ”を描いているので、ふらっとお立ち寄りくださいませ。」など、幅広く活動している。
取材協力:タイツキコ(@taitsu___kiko)
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