
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、4月3日に発売された み〜さん のもふきゅん物語『今日もカフェななくさ日和』だ。
同作は、小さなカフェを舞台に繰り広げられる動物たちの心温まる日常を描いた漫画。以前み〜さんのX(旧Twitter)に同作の第1話が投稿されると、合計約2000もの「いいね」やコメントが寄せられている。そこで作者のみ〜さんにインタビューを行い、同作を描いたきっかけや創作の裏側について伺った。
■雪の日に出会った小さな羊と“強面”店長

舞台は、こごみ市はこべら町にある“カフェななくさ”。
雪が振り始めたある日、カフェのオーナー・ごぎょうがカフェの店内で誰かと電話で話していると、壊れたスコップを片手にカフェの店長・しろが登場。しろの双子の弟・せりがカフェでサボっているのを発見し兄弟ゲンカを始めるが、オーナーに止められ、大雪になる前に買い出しに行くことになった。
一方同じ頃、小さな羊・すず はバスではこべら町に到着。案内版を見ながら進んでいく途中、流れてきた音楽に乗って踊り始めたところで、泣いている迷子の男の子を見つける。すずが声をかけると、勢いよく抱きつかれて転んでしまう。すると、そこに しろ が通りがかり…。
読者からは「マイペースなすずが可愛い」「自分の買い出しより迷子を優先するしろの優しさに癒される」などの声が寄せられていた。
■作者・み〜さんに漫画創作へのこだわりをインタビュー「思いつくままに気ままに創り上げてきました」

――『今日もカフェななくさ日和』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
最初はキャラクターだけを創りたくて、しろとごぎょうさんだけ創りました。今と同じくご飯屋さんを営んでいるふたりです。でもふたりだけだと寂しかったので、そこにすずとせりが加わりました。そして創ったら創ったで、この子たちの関係性も創りたい欲が出てきてしまって。1ページ漫画を飛び飛びで描いていたら、次はちゃんとお話にしたくなって…といった感じです。あまり計画性がなく、本当に思いつくままに気ままに創り上げてきました。
――第1話を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
お互いの立場を知らないしろとすずのやりとりが描きたかったので、そんなふたりのかけ合いを見てほしいです。ふわふわとした掴みどころのない綿毛のようなすずが、お節介なしろに意図せず捕まっているところを見ていただけたらと思います。もちろんしろも捕まえている自覚はありませんし、捕まったのはしろの方でもありますが。
――第1話で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
気に入っているシーンは、しろがすずの手を雪の中で引っ張っていくところです。迷子の子羊を力強くはこべら町へ導くところが気に入っています。最終ページのごぎょうさんの声が聞こえていなさそうなふたりの絵も気に入っています。絵の中心にいる子たちと周りの空気がちぐはぐな絵が好きなので。
――今後の展望や目標をお教えください。
やはり広げた風呂敷をたたむことでしょうか。この子たちを創った責任をとってあげたいです。だらだらと描くのが好きなところがあるので、意識して頑張りたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも作品を見てくださり、本当にありがとうございます。私の思いつきで始まることが多いしろとすずたちの行動を、優しく見守ってくださる皆様は、それこそカフェななくさに訪れる大切なお客様のような存在です。皆様がいてこそ、この子たちの日常があります。これからも楽しいお話が創れるよう頑張ります。ふらっと「しろたち、今何してるかな〜?」という気軽な気持ちで見に来ていただけると幸いです。

